例文・使い方一覧でみる「マスト」の意味
スポンサーリンク...マストに風が唸（うな）ったり... 
芥川龍之介 「保吉の手帳から」
...恐竜のためにマストをかじられることは歓迎しませんからね」船長は...
海野十三 「恐竜島」
...駆逐艦の檣（マスト）にふりかかると...
海野十三 「太平洋魔城」
...マストのうえから...
海野十三 「爆薬の花籠」
...前檣（マスト）の見張台にいた男が...
大阪圭吉 「動かぬ鯨群」
...大檣（メーンマスト）のところまで行った...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...今でもすわというとマストでも綱（リギング）でもぶら下がる男だから...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...何しろお前は檣（マスト）の林と...
ボードレール 富永太郎訳 「ANY WHERE OUT OF THE WORLD」
...それでつながれたかも知れない太古の巨獣マストドンやマンモスなどを思い浮かばせた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...そのメーンマストにはマドロス氏が寄りかかって...
中里介山 「大菩薩峠」
...その電柱の数倍の高さと太さとで、マストは海中、何のさえぎるものもないところに吹きさらしに突っ立っているのだ...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...それからマストを持ち上げ...
アーネスト・ヘミングウェイ Ernest Hemingway 石波杏訳 Kyo Ishinami 「老人と海」
...その大檣（メインマスト）のほうには弟が用心のために体を結えていたのですが...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「メールストロムの旋渦」
...三本マストの黒船の模型を携えて来た...
牧野信一 「淡雪」
...八十尺のマストの頂部までその光が反映し...
武者金吉 「地震なまず」
...帆柱（マスト）へ登って行った...
吉川英治 「かんかん虫は唄う」
...マストへ登って取り返してやったんだ」「ウム……新聞で見た」「――その礼なんかをセビリに来たんじゃねえぜ...
吉川英治 「かんかん虫は唄う」
...どんなに風が吹いてもマストがしなうほど揺れようが...
吉田甲子太郎 「秋空晴れて」
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