...富江はマジ/\と見てゐたが...
石川啄木 「鳥影」
...殊に自由主義国フランスの怠慢はマジノ線の北端をベルギー国境に託して自ら安心し...
石原莞爾 「戦争史大観」
...国事に奔走する憂国の志士の心事も――無論少数の除外はあるが――後世の伝記家が痛烈なる文字を陳(つら)ねて形容する如き朝から晩まで真剣勝負のマジメなものではないであろう...
内田魯庵 「二葉亭四迷」
...実業界に飛込むマジメな志はあっても対手になって機会を与えてくれるものは一人もなかった...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...ブラック=マジックばかりじゃない...
江戸川乱歩 「鉄人Q」
...いや、マジメに書こう...
高見順 「いやな感じ」
...マジャルドー氏に扮して初めてお宅へ伺いました折りに...
橘外男 「陰獣トリステサ」
...近頃マジョラという人がこの霧を消す新案をして気象台でこれに関する研究をしているそうな...
寺田寅彦 「話の種」
...」母親はマジマジ娘の顔を見た...
徳田秋声 「足迹」
...「新村貞子(48)」とマジックインキで記された札がおいてあるのが...
外村繁 「澪標」
...そんな人にマジマジと顏を見られるのは本望だからどうしても連れてお出でよ――とこれはお銀の言ひ草ですがね...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...マジマジと顏を見合せてをります...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...ふきだしたくなるほどマジメな服なんだ...
久生十蘭 「だいこん」
...写真などはまるっきり……」「一緒に要塞司令部まで来たまえ(ヌ・ザロン・ザンサンブル・オウ・マジョオル)!」「でも……」「ま...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...太陽(たいよう)マジックのうたはもう青ぞらいっぱい...
宮沢賢治 「イーハトーボ農学校の春」
...百姓 おフサさんかえ……ふむ……(マジマジとケースを見ている)見たからず……なんぼう...
三好十郎 「おりき」
...……遊一と遊二が互いにマジマジ顔を見合っている...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...しかし老婆はマジリマジリとして...
三好十郎 「肌の匂い」
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