...なるべく操りのポンチたらざる態度を保って...
泉鏡花 「婦系図」
...少しポンチを画く才能をもち...
太宰治 「虚構の春」
...すぐもうこっちをポンチにしているのだからな...
太宰治 「ダス・ゲマイネ」
...」ポンチ畫の大家...
太宰治 「道化の華」
...リスとポンチと呼ばれる大きな猟犬が一つがひ...
辻村もと子 「早春箋」
...ポンチ絵のクラインバーンにはきっと豚や家鶏が鉄路の上に遊んでいるように描いてある...
寺田寅彦 「ベルリン大学(1909-1910)」
...ポンチの漫画を見せたり...
寺田寅彦 「レーリー卿(Lord Rayleigh)」
...余は今日(こんにち)の新聞紙雑誌等に見るポンチ画(え)に比すれば...
永井荷風 「江戸芸術論」
...その時ポンチ絵の男は...
夏目漱石 「三四郎」
...下谷のポンチ軒のカツレツとか‥‥」「いやだねえ...
林芙美子 「愛する人達」
...西村小楽天とポンチ軒へ寄りカツレツを食ふ...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...東京の下谷のポンチ軒の亜流である...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...スモオキング・ルウムに行つて其處で誰か忘れて行つたらしい「BALLYHOO」といふポンチ繪の雜誌を見ながら煙草を吸つてゐると...
堀辰雄 「エトランジェ」
...その顔が黒板のポンチとよく似て来るので...
牧野信一 「悦べる木の葉」
...第八の氷酒(こおりざけ)(ポンチ...
村井弦斎 「食道楽」
...御馳走の中程(なかほど)に出るポンチというものだ...
村井弦斎 「食道楽」
...当時の漫画家田口米作氏が銀座の真ん中で田植えのポンチを描いて某紙に掲載したくらい...
山本笑月 「明治世相百話」
...淫媚(いんび)な清国人の笑い顔がポンチ絵風に浮かしてあった...
吉川英治 「かんかん虫は唄う」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??