...ポンチ酒を一鉢賭(か)けた...
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「スリーピー・ホローの伝説」
...私についての様々の伝説が、ポンチ画が、さかしげな軽侮(けいぶ)の笑いを以て、それからそれと語り継がれていたようであるが、私は当時は何も知らず、ただ、街頭をうろうろしていた...
太宰治 「鴎」
...少しポンチを画く才能をもち...
太宰治 「虚構の春」
...「ポンチ畫の大家...
太宰治 「道化の華」
...この四日間はポンチに滿ちてゐたと...
太宰治 「道化の華」
...どうせポンチならよいポンチ...
太宰治 「道化の華」
......
鶴彬 「鶴彬全川柳」
...こういう意味で私は本当の漫画と低級なポンチあるいはくすぐり画とを区別したい...
寺田寅彦 「漫画と科学」
...ポンチョが牛の群にあんなに怯えるなんて...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「緋のエチュード」
...ポンチ繪に變っちまったんだ...
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」
...以て衆人に一驚を喫せしめて自ら喜びたること是れなり何ぞ其れポンチ画中の滑稽人物に近きの太甚しきや斯くの如き風采は...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...その時ポンチ絵の男は...
夏目漱石 「三四郎」
...糞落ち着きに落ち着いた上村とのコントラストはまるでポンチ繪だつた...
南部修太郎 「猫又先生」
...スモオキング・ルウムに行つて其處で誰か忘れて行つたらしい「BALLYHOO」といふポンチ繪の雜誌を見ながら煙草を吸つてゐると...
堀辰雄 「エトランジェ」
...グウグウと鼻を鳴してグツスリと寝込んでゐるんぢやないか――よくポンチ画にある図でインキをこぼして...
牧野信一 「美智子と日曜日の朝の話」
...一七 蝶々さんの愛情をうたう名人ポンチが私を激賞スペインのサンセバスチャンは当時のスペインの王様の生れた故郷なのでございます...
三浦環 「お蝶夫人」
...御馳走の中程(なかほど)に出るポンチというものだ...
村井弦斎 「食道楽」
...よく熟した西瓜の紅(あか)い処ばかりを布巾(ふきん)で絞ってその液(つゆ)が二合出たらば砂糖を大匙三杯位加えて火の上で一度沸立たせて冷(さ)ましてから今の通りに固めます」小山「クリームや牛乳の入らないのがポンチですか...
村井弦斎 「食道楽」
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