...ボロ/\の布の無尻(むじり)を何枚も/\着膨れた...
石川啄木 「足跡」
...彼等は虫の喰つたボロ/\の着物で...
エマ・ゴオルドマン 伊藤野枝訳 「子供の保護」
...ボロンを売ってくれるんだな」「もちろんですよ...
海野十三 「火星兵団」
...米ではボロウ)で示した...
ジョン・スノウ John Snow 水上茂樹訳 「コレラの伝染様式について」
...ボロクソだね」と猪沢は笑った...
高見順 「いやな感じ」
...デイアボロス、ベリアル、ベルゼブル、悪鬼の首(かしら)、この世の君、この世の神、訴うるもの、試むる者、悪しき者、人殺、虚偽の父、亡す者、敵、大なる竜、古き蛇、等である...
太宰治 「誰」
...泥棒よりボロい商売だぜ」と言ってみたが...
中里介山 「大菩薩峠」
...ボロボロと涙をこぼしているのです...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...気の毒な」人の好いガラッ八がボロボロと泣くのを見ると...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...一と塊(かたま)りのボロ切れのやうに...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...われわれふぜいのボロ家は...
長谷川時雨 「田沢稲船」
...ボロボロの調教不足のようでしょう...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「悪の帝王」
...間もなく此奴に酷い幻滅を覚えさせる程のボロが現はれて...
牧野信一 「鏡地獄」
...「恋はやさしい野辺の花よ」の「ボッカチオ」や「岩にもたれた物凄い人は」の「ディアボロ」を高唱しつつカーボーイの帽子を冠つて...
正岡容 「大正東京錦絵」
...ボロ市の景色に非常に似て来た...
三好十郎 「恐怖の季節」
...涙をボロボロと流した...
夢野久作 「笑う唖女」
...面白いやうに向ふからボロボロ崩れて來ることにさへなる...
吉川英治 「折々の記」
...ボロ袴(ばかま)を風になびかせながら...
吉川英治 「松のや露八」
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