...ボルツマンのごとき大家と共同研究を続行しながら次第にこの基礎を固めていった...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...この話を聞くと私は何となくボルツマンを思い出す...
寺田寅彦 「アインシュタイン」
...ボルツマンやドルーデの自殺の原因が何であるかを知らない...
寺田寅彦 「相対性原理側面観」
...ボルツマンがこのような混乱系の内部の排置の公算(プロバビリティ)をエントロピーと結びつけたのは非常な卓見で物理学史上の大偉業であった...
寺田寅彦 「時の観念とエントロピーならびにプロバビリティ」
...マクスウェル、ボルツマン、アーレニウスらを悩ました宇宙の未来に関するなぞを解くべきかぎとしての「第三第四の方則」がそこにもしや隠れているのではないか...
寺田寅彦 「量的と質的と統計的と」
...これは明らかにボルツマンの学説の提供する宇宙進化の大問題に触れていることを見のがす事はできない...
寺田寅彦 「ルクレチウスと科学」
...ボルツマン、プランク、ボーア、アインシュタイン、ハイゼンベルク、ディラックらはLS面に近い各点に相当する...
寺田寅彦 「ルクレチウスと科学」
...又従って一種の論理学原論である場合もある(ボルツァーノの「知識論」乃至『科学論』)...
戸坂潤 「科学論」
...マクスウェルやボルツマンの古典的統計操作であるとか...
戸坂潤 「科学論」
...なぜならここでは経験し得べき個々の熱現象を平均して初めて現われる傾向律(云わば Trend)――エントロピー(之はそれ自身集団概念だ)の蓋然的増加――が云い表わされるからである(ここでは吾々はL・ボルツマンの名を忘れることが出来ない)...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...B・ボルツァーノの Wissenschaftslehre のそれである...
戸坂潤 「辞典」
...ボルツァーノは之に反対して...
戸坂潤 「辞典」
...ボルツァーノのこの客観主義を認識作用に照応する対象一般に適用したものは...
戸坂潤 「辞典」
...ボルツァーノの真理自体――この方は存在する――を思い出すことが出来る...
戸坂潤 「認識論とは何か」
...これを轉化したボルツマンの熱力學第二原則を示す模型などは...
長岡半太郎 「原子核探求の思い出」
...かつてのボルツマンの講義を聽くとき耽讀したマックスウェルの土星論であつた...
長岡半太郎 「原子核探求の思い出」
...續いてアーヘンにスタルク(スタルク效果の發見者)を訪ね その輻射則に關する意見を叩けば ラザフオードと表裏し「プランクの法則にはその恒數 h あり 光の速度あり ボルツマン恒數ありで 獨り万有引力恒數が缺けているのは遺憾である...
長岡半太郎 「プランク先生の憶い出」
...かのボルツァノに於ける眞理は無限に多くあるといふ論證と同樣に...
三木清 「歴史哲學」
便利!手書き漢字入力検索