...紙のボウトへ一本足の兵たいを乗せて...
鈴木三重吉 「一本足の兵隊」
...一生けんめいにボウトにかぢりついてゐました...
鈴木三重吉 「一本足の兵隊」
...ボウトはそれなりぶく/\としづみかけました...
鈴木三重吉 「一本足の兵隊」
...私たちのボウトは第二号艇である...
谷譲次 「踊る地平線」
...ボウトが恐ろしく高い波の上に放りあげられたのを知っているが...
塚原健二郎 「海からきた卵」
...自分がボウトへ飛び乗った」とか...
牧逸馬 「運命のSOS」
...全人員の半分――それも無理をして――をやっと脱出せしめるに足るだけのボウトしか備付けてない...
牧逸馬 「運命のSOS」
...ボウトは、ボウト・デッキという最高層の甲板の両側に、作りつけの台に載って並んでいる...
牧逸馬 「運命のSOS」
...食糧品の類を人数に応じてボウトの包容し得る最大限度まで積み込まなければならない...
牧逸馬 「運命のSOS」
...婦人と子供を真っ先にボウトに乗り移らせるのは...
牧逸馬 「運命のSOS」
...手近の救命艇へ急いで其の小さな遭難者をボウトの中へ入れた...
牧逸馬 「運命のSOS」
...「このボウトへお上んなさい! まだ一人ぐらい大丈夫です」濡れた白髪を振って船長が答えた...
牧逸馬 「運命のSOS」
...「ボウトは緑色のライトを点けた先頭の一隻に従って...
牧逸馬 「運命のSOS」
...船の大きな割りにボウト積載数の尠いことなど誰も気に留めなかった...
牧逸馬 「運命のSOS」
...短艇甲板(ボウト・デッキ)で庫布(カヴア)を修繕したり甲板積みに針金(ライン)を掛けたりするのにも手伝わなければならなかった...
牧逸馬 「上海された男」
...そのボウトの底に...
牧逸馬 「チャアリイは何処にいる」
...そのボウトと並んで...
牧逸馬 「チャアリイは何処にいる」
...近畿地方に弘く行わるる稲村をボウトという言葉なども...
柳田国男 「海上の道」
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