...今夜はナイホクなんですもの...
芥川龍之介 「都会で」
...ホクチのはいっている小箱だの火打石だのを出し...
太宰治 「親友交歓」
...此細粉は熱(ねつ)の爲に焦(こ)げてホクチの用を爲す...
坪井正五郎 「コロボックル風俗考」
...先ずホクチに点火しておいてさらに附け木を燃やしその焔を燈心に移すのであった...
寺田寅彦 「追憶の冬夜」
...ソホクレース大悲劇の主人公...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...当時巴里(パリー)にありし日本の骨董商(こっとうしょう)林忠正(はやしただまさ)なる者の助けを借りその蒐集せし資料に基きて彼自(みずか)らのHokousai(ホクサイ)を著したり...
永井荷風 「江戸芸術論」
...眼玉にホクロのあるような目で...
長谷川時雨 「テンコツさん一家」
...ホクホクしていう...
長谷川時雨 「木魚の配偶」
...そんなふうにホク/\した...
長谷川時雨 「四人の兵隊」
...骨董品くらいを貰ってホクホクしているのを能とした類いも少なくないが...
河本大作 「私が張作霖を殺した」
...ホクストンとかハガストンとかバタシーなど...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「死の川」
...きょうは私はホクホクデイなわけです...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...ホクホクよ...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...火の光が見える――お蔦が火打石でホクチに火を移しているのである...
三好十郎 「斬られの仙太」
...一人でホクホクしている...
三好十郎 「肌の匂い」
...以前は多量のホクチを媒(なかだち)にして火を鑽って是を焚付けへ吹付けたものらしく...
柳田国男 「木綿以前の事」
...ホクシヤの如き今日平凡の洋花...
山本笑月 「明治世相百話」
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