...園田黒虹(そのだこっこう)という奴です」「ホウ...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...「ホホウ、明智小五郎...
江戸川乱歩 「鉄塔の怪人」
...厩権利者(ステイブル・ホウルダアス)ウェザビイ&息子達会社――これは英吉利(イギリス)競馬の大元締だ――だの...
谷譲次 「踊る地平線」
...おどろくべき安意(アト・ホウム)さでそれらを統率していたからだ...
谷譲次 「踊る地平線」
...「イダルゴとホウセリト」過去といっても...
谷譲次 「踊る地平線」
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種田山頭火 「行乞記」
...ホウエヤ……」こんどはすががきを始めました...
中里介山 「大菩薩峠」
...俗に外法頭(ゲホウガシラ)と称する――福助のような頭をした者の髑髏を有していると...
中山太郎 「屍体と民俗」
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野口雨情 「未刊童謡」
...「大方見當がつきましたよ、櫛(くし)を見せて下さい、ホウ、これはお靜のだ」「えツ」ガラツ八はいふ迄もなく、お靜も、新三郎も、萬七までもびつくりしました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...全く敗亡(まいっ)て、ホウとなって、殆ど人心地なく臥(ね)て居(おっ)た...
ガールシン 二葉亭四迷訳 「四日間」
...』ホウプは言いました...
ナサニエル・ホーソン Nathaniel Hawthorne 三宅幾三郎訳 「ワンダ・ブック――少年・少女のために――」
...「ホウ雪?」と出て見たら竹垣の上に柔かく三四分もう積っていて...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...『狂言記』ではカナホウシが幼児の名ときまっていたのみならず...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...中国九州でホウライスズメ...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...松紋(ショウモン)廂宝(ソウホウ)ノ剣ヲ手ニカケテ曰(イ)ウ...
吉川英治 「三国志」
...ホウ、あんなところの台(だい)へ首をのせてどうするんだろう、龍太郎(りゅうたろう)の首も、忍剣(にんけん)の首も――アア、獄門(ごくもん)というのはあれかしら? 親方親方、あれですか、獄門にかけるッていうことは?」指差(ゆびさ)しをして卜斎(ぼくさい)の顔を見あげたが、その卜斎は、蛾次郎(がじろう)とは、まるで見当(けんとう)ちがいなほうに目をすえているのであった...
吉川英治 「神州天馬侠」
...あとには、ホウ、ホウ、と山鳩(やまばと)の啼(な)くのがさびしげに……そして、ひとりぼッち、あとに取りのこされた巡礼(じゅんれい)のお時(とき)は、孤寂(こじゃく)なかげをションボリたたずませて、去(さ)る者のうしろ姿(すがた)をのびあがりながら、「アア……あの子もちがっていたのかしら?」とつぶやいて、どこかに聞えるあわれっぽい鳩笛(はとぶえ)の音(ね)に、なんとはなく涙(なみだ)をさそわれて、垢(あか)じみた旅衣(たびごろも)の袖(そで)に、思わずホロホロと涙をこぼした...
吉川英治 「神州天馬侠」
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