例文・使い方一覧でみる「ペンキ」の意味
スポンサーリンク...それは外ならぬ怪しい中国人のペンキ工の姿であった... 
海野十三 「浮かぶ飛行島」
...まるで、赤ペンキを、一面に、なすりつけたような恐ろしい色彩（いろどり）だったが、暗黒の中の出来事とて、それに気のつく者が無かったのは、不幸中の幸（さいわい）だった...
海野十三 「空襲葬送曲」
...番小屋の外側は白と緑のペンキでいろどられて...
太宰治 「思ひ出」
...殊更（ことさら）に大学の艇庫（ていこ）の真白（まつしろ）なペンキ塗（ぬり）の板目（はめ）に反映してゐたが...
永井荷風 「すみだ川」
...同じ画描きでも私のは個性のないペンキ屋さんです...
林芙美子 「新版 放浪記」
...富士山のペンキ絵がべろんと幕を張ったよう...
林芙美子 「新版 放浪記」
...滝のあるペンキ絵...
林芙美子 「新版 放浪記」
...水色のペンキ塗（ぬ）りの歪んだ窓へよじ登って下を覗いてみた...
林芙美子 「風琴と魚の町」
...緑のペンキで塗ったトラックが眼の前に浮かび上った...
火野葦平 「糞尿譚」
...さうして黄色のやうなペンキで塗つてある...
正岡子規 「病牀六尺」
...豆腐屋の裏二階の羽目はどういうわけかあくどい萌黄色のペンキで塗られていた...
「海流」
...その緑がペンキのようになま新しくて...
室生犀星 「生涯の垣根」
...昨年の大修繕にペンキを塗りかえるまでは...
柳田国男 「家の話」
...但し技術も進んでペンキ塗りの看板もモノにはなったが...
山本笑月 「明治世相百話」
...「山代郵便局」と白ペンキで書き込んだ...
山本禾太郎 「仙人掌の花」
...白いペンキ塗りの窓がある...
夢野久作 「街頭から見た新東京の裏面」
...私は青ペンキ塗（ぬり）の門の中へ這入った...
夢野久作 「暗黒公使」
...ぶらんぶらんする足場板に乗って競技的に船腹塗りのレッド・ペンキにまみれる時など...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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