...ヘロヘロといひて...
服部之総 「空罎」
...相手はいくらヘロヘロ藩兵や軍夫の...
三好十郎 「斬られの仙太」
...力と言うものを持たぬヘロヘロの善意なんてもの...
三好十郎 「好日」
...何を言つてゐやがる! お前は退いてろつ! (もう既にヘロヘロになつてゐる利助を更にぶんまはしはじめる)野郎...
三好十郎 「地熱」
...すると、徐州さんが鬼のようにカッカとなって、ヘロヘロに、今にぶったおれそうになって掘っている俺たちのうしろから、いきなり飛びかかって、なぐる、ける……ヘヘ! それに、戦友どうしの愛なんて、ありゃウソですよ...
三好十郎 「胎内」
...ヘロヘロになって...
三好十郎 「胎内」
...ヘロヘロの小理窟が通用するか? 死ぬ時ゃ死ぬ時だ...
三好十郎 「胎内」
...相手はいくらヘロヘロ藩兵や軍夫の...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...喧嘩なんぞは絶対に出来ないヘロヘロ腰の臆病者で...
夢野久作 「実さんの精神分析」
...三本のヘロヘロ矢が飛んで来た...
吉川英治 「上杉謙信」
...「そんなヘロヘロ矢がこの悪来の身に立ってたまるか」と...
吉川英治 「三国志」
...矢はヘロヘロと地に落ちてしまった...
吉川英治 「三国志」
...ヘロヘロ矢」「この弓勢(ゆんぜい)では知れたもの」と...
吉川英治 「私本太平記」
...いでこのうえは穴山(あなやま)一族(ぞく)のヘロヘロ武者(むしゃ)ども...
吉川英治 「神州天馬侠」
...そんなヘロヘロ矢にあたってたまるかっ」将門は...
吉川英治 「平の将門」
...なんで貴様のようなヘロヘロ武士に」満顔を朱にして...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...若い男は柳の樹の下へヘロヘロと仆れた...
吉川英治 「宮本武蔵」
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