...その服装にはふにあいのりっぱなプリズム双眼鏡を取出して...
海野十三 「恐竜島」
...プリズム反射鏡をとおし...
海野十三 「地球要塞」
...異様な形のプリズム双眼鏡であったが...
江戸川乱歩 「押絵と旅する男」
...プリズムのおもちゃだとか...
江戸川乱歩 「鏡地獄」
...ある日彼が燈浮標につけるプリズムを改良したのをソーンダイクに示したので...
リチャード・オースティン・フリーマン Richard Austin Freeman 妹尾韶夫訳 「歌う白骨」
...五色のプリズムで飾られた蝦色の傘の影が...
谷崎潤一郎 「少年」
...實にも靈性の深奧に祕密の殿堂をみいだすことは感覺のプリズムに富瞻の色彩を悦樂することである...
土田杏村 「風は草木にささやいた」
...偏光を生じるニコルのプリズムを通して白壁か白雲の面を見ると...
寺田寅彦 「錯覚数題」
...稜鏡(プリズム)羅針儀を借りて来て仕事にかかる...
中島敦 「光と風と夢」
...また遠くの鏡やプリズムを廻転するには...
中谷宇吉郎 「英国日食班の印象」
...ところがアストン博士の仕事はサバプリズムという小さい眼鏡を覗いて...
中谷宇吉郎 「英国の物理学界と物理学者」
...プリズムで分けたスペクトル光のように恐ろしく純粋な色があるかと思うと...
中谷宇吉郎 「雑魚図譜」
...彼はその分類中にプリズム型...
中谷宇吉郎 「雪」
...中央壁をやっている大須賀のパアテーにプリズムをむけた...
久生十蘭 「一の倉沢」
...光線がプリズムを通るように...
久生十蘭 「ノア」
...それはプリズムぢやないんですか?」「はア...
牧野信一 「趣味に関して」
...得難きプリズム望遠鏡のレンズに映り出て手にとる如く浮んで来る...
牧野信一 「真夏の夜の夢」
...視覚の補助として頭部のプリズム状繊毛を通して齎されるほの暗い空間感覚を援用した――この感覚のおかげで古きものどもは緊急の場合光なしでもある程度やっていけたのだ...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「狂気の山脈にて」
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