...最(も)つと馬鹿な奴はカーボンやプラチナ板に撮した自分の写真を恭(うやう)やしく送つて来る奴もある...
内田魯庵 「犬物語」
...それは被害者の左の薬指にはめられた高価な宝石入りの白金(プラチナ)の指環がそのまま残っていた事によっても明かであった...
江戸川乱歩 「悪霊」
...プラチナ側(がは)の余り光らない丸い7形か8形ぐらゐがよい...
大手拓次 「「香水の表情」に就いて」
...ダイヤのネクタイピンとプラチナの鎖があるから...
太宰治 「兄たち」
...頭の揺(うご)く毎にきら/\光るは白光(プラチナ)の飾櫛にや...
徳富盧花 「燕尾服着初の記」
...白い石が光って台はプラチナだった...
林芙美子 「新版 放浪記」
...サンゼンと白い石が光って台はプラチナだった...
林芙美子 「放浪記(初出)」
...白金(プラチナ)よりも堅く厳めしい大氷原のただなかで...
久生十蘭 「南極記」
...泰造はチョッキのところで細いプラチナの鎖をいじりながら...
「海流」
...就中(なかんずく)プラチナの腕時計が如何に彼等腰弁の仲間に流行しているかは...
夢野久作 「街頭から見た新東京の裏面」
...プラチナの腕時計を一個買って下げ渡してくれただけであった...
夢野久作 「鉄鎚」
...女持のプラチナの腕時計の四点を...
夢野久作 「空を飛ぶパラソル」
...……夕刊の締切りまでアト二時間半キッカリ……その中(うち)で記事を書く時間をザット一時間と見ると……質屋にまわり込む時間は先ずあるまい……プラチナの腕時計がチットおかしいとは思うけれど……...
夢野久作 「空を飛ぶパラソル」
...それもかなり残忍な方法で……たとえば私はいろんな事の褒美や何かでおやじから金時計を四ツとプラチナの時計を二個貰っていたが...
夢野久作 「ざんげの塔」
...みづからを白金(プラチナ)の質(しつ)と知りながら……爪物を書きさし...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
...プラチナ色(いろ)の雲の月...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
...他(た)の三方(ぱう)には薄墨(うすずみ)色を重ねた幾層の横雲(よこぐも)の上に早くも橙色(オランジユいろ)や白金色(プラチナいろ)の雲の峰が肩を張り...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...神経を白金(プラチナ)と取りかえたり...
蘭郁二郎 「白金神経の少女」
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