...而も亦このプライドの緊張を煩さい...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...且て自己の作品の完全と質とにプライドを持つてゐた労働者は自己に対しては無価値に一般人類にとつては有害な多額の物品を徒(いたず)らに産出する無能の自働機械に変つてしまつた...
エンマ・ゴルドマン 伊藤野枝訳 「少数と多数」
...「ロスの奴滅茶々々かも解らん」とあたかも軍令部長か参謀総長でもあるかのようなプライドが満面に漲(みなぎ)っていた...
内田魯庵 「二葉亭余談」
...ちゃんとプライドを持って...
太宰治 「おさん」
...プライドで支払うのではなくて...
太宰治 「斜陽」
...彼等のプライドを...
太宰治 「薄明」
...そしてここの印度人たちに対してはさすがに英国貴族としての誇り(プライド)なり威儀なりを持して接しているようではあったが...
橘外男 「ナリン殿下への回想」
...逆(さか)しまに天国を辞して奈落の暗きに落つるセータンの耳を切る地獄の風は我(プライド)!我(プライド)! と叫ぶ...
夏目漱石 「虞美人草」
...しかし人間にはプライドといふものも大切だからね...
北條民雄 「青春の天刑病者達」
...プライドがなんだって言うの...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」
...罪深いプライドを捨てない限り...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」
...一族のプライドを見せつけた...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」
...「ダッシュウッド一族のプライドは必要ない...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」
...プライドを選ぶほど愚かだったことを思うと……」「メアリ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」
...黄色人種中最高の民族のプライドを集めた東京――...
夢野久作 「街頭から見た新東京の裏面」
...彼等のプライドたる鉢巻きのしぶりや売り買いの言葉なぞに...
夢野久作 「街頭から見た新東京の裏面」
...といったような彼一流のプライドを...
夢野久作 「白菊」
...鼻の表現にそのプライドを輝かすばかりに夜を明かし日を暮しておいでになります...
夢野久作 「鼻の表現」
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