...ブーンブーンと竹トンボを廻すような音...
海野十三 「少年探偵長」
...振るとブーンと呻(うな)りを立てて...
海野十三 「地球盗難」
...虫喰ひ算で忘れてはならないブーン先生のことは前にちよつと申しましたが...
佐野昌一 「虫喰ひ算大會」
...ブーン先生の名著“パヅル ペーパーズ イン アリスメチック”は本當に愛すべき書物でありますが...
佐野昌一 「虫喰ひ算大會」
...ブーンという音をたてて...
江戸川乱歩 「宇宙怪人」
...ブーンというアブの羽音のようなものが聞こえてきた...
江戸川乱歩 「影男」
...それが狒々(バブーン)のような顔をしてヨタヨタと老人臭いガニ股の歩みをしているに至っては...
橘外男 「陰獣トリステサ」
...ザブーンとその身を躍らせた...
正岡容 「小説 圓朝」
...少なくとも狗頭猴中もっとも智慧あって古エジプト人に文字の神アヌビスの使者と崇められたいわゆるアヌビスバブーンは...
南方熊楠 「十二支考」
...自分でブーンといって飛んで来る...
柳田国男 「こども風土記」
...このおれいはいつかきっといたします」と言ううちにブーンと飛んで行きました...
夢野久作 「虻のおれい」
...その……ブーン……以前の事は...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...ブーンと来た熊ン蜂に顔をしかめて...
吉川英治 「江戸三国志」
...ブーンとうなった...
吉川英治 「神州天馬侠」
...ブーンとうなりを生じて...
吉川英治 「神州天馬侠」
...ザブーンと高くはねあがった...
吉川英治 「神州天馬侠」
...同時に、唖男は、ひと声、ヘンな絶叫を発しながら、ザブーンと、身を躍らして、海のなかへ、飛び込んでしまった...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
...ブーンっていってんのが聞こえるよ...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「にんじん」
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