...その男のブツブツ云うところによると...
チェスタートン Chesterton 直木三十五訳 「サレーダイン公爵の罪業」
...」とブツブツ零(こぼ)している...
徳田秋声 「新世帯」
...トテもやりきれねえ」ブツブツ言いながら...
中里介山 「大菩薩峠」
...門番は睡いので初めの中はブツブツいっていたがね...
中谷宇吉郎 「先生を囲る話」
...冗談ぢやない」ブツブツ言ひながら出て來た者がありました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...ブツブツつぶやくと言った世にも情けない存在です...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...南無」乞食坊主はブツブツ言ひ乍ら...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...ブツブツ不平を言つたり...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...数でも算へるやうにブツブツと呟いでゐた...
牧野信一 「「悪」の同意語」
...細君がブツブツ云ふといふほどの意味なさうだが――そこで待つてゐるさうだから...
牧野信一 「出発」
...何かブツブツ口小言をいうときもあった...
正岡容 「小説 圓朝」
...ブツブツと言いながら来た...
水野葉舟 「黄昏」
...言葉がブツブツと一人ごとになってしまう)北村 ……(寝ている俊子へ)俊ちゃん...
三好十郎 「その人を知らず」
...西洋料理にしますと一つはシチューで先ず頭を切(と)って皮を剥(む)いて長さ一寸五分位にブツブツ切ってバターでジリジリといためて一旦(いったん)鰻を揚(あげ)て...
村井弦斎 「食道楽」
...ブツブツオコリナガラ...
村山籌子 「ネコ ノ オバアサン」
...コウノトリがこうしてブツブツ言っているあいだ...
セルマ・ラーゲルレーヴ Selma Lagerlof 矢崎源九郎訳 「ニールスのふしぎな旅」
...いったいどこへいってしまったのだろう」ブツブツ口小言(くちこごと)をいいながら...
吉川英治 「神州天馬侠」
...黒い泡がブツブツと立つ...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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