...宿処ブツクを繰り返しながら...
石井研堂 「元日の釣」
...沼南と仕事を侶(とも)にした提携者や門下生的関係ある昵近(じっきん)者さえが「復たユックリ来給え」で碌々(ろくろく)用談も済まない中(うち)に撃退されてブツクサいうのは珍らしくなかった...
内田魯庵 「三十年前の島田沼南」
...歩きながらしきりとなにかブツブツいいはじめた...
大阪圭吉 「香水紳士」
...地の上に眠たまゝ動かずに何かブツブツ云つた少し醉つた書生が近づいて「我儘を云ふものでは無い」と説いた...
千家元麿 「自分は見た」
...着物の寸法も取らねばならんのに朝から何処へいったのかとブツブツ...
寺田寅彦 「高知がえり」
...何かブツブツいっている――いや...
長谷川伸 「幽霊を見る人を見る」
...ナムアミダブツのお釈迦様は...
林芙美子 「新版 放浪記」
...何かブツブツものを言いかけて来る...
林芙美子 「放浪記(初出)」
...ぐつしより雨に濡れそぼれたまま番小舎へ這ひ込むなり、皮外套ひとつ被つて、何かブツクサと、さも忌々しさうに、生まれてこのかた、私なんぞ一度も耳にしたこともないやうな、ひどい言葉で、悪魔を罵り立てたものだ...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...牛肉をブツ切りにしたのと...
古川緑波 「牛鍋からすき焼へ」
...「ブツのありかを言え...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」
...堂々と正面扉からブツを運び入れて...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「謎の四つ指」
...ブツ/\云ひながら帰つたり...
牧野信一 「川蒸気は昔のまゝ」
...さつきから何をひとりでブツブツ云つたり...
牧野信一 「貧しき日録」
...すると宿主(やどぬし)の珊瑚虫(さんごちゅう)はブツブツ言いながら身をちぢめますが...
宮原晃一郎 「椰子蟹」
...ブツブツオコリナガラ...
村山籌子 「ネコ ノ オバアサン」
...おなじ種類の患者を二度も私にブツケルようなヘマな手段でもって...
夢野久作 「少女地獄」
...このたびこそ心の底からナムアミダブツを唱へつつ...
吉野秀雄 「ひとの不幸をともにかなしむ」
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