...私がメタフィジックな函数を持ち客観性を失はない所以だと思ふのであつてみれば...
中原中也 「亡弟」
...メタフィジックの象徴界に縹渺(ひょうびょう)している...
萩原朔太郎 「郷愁の詩人 与謝蕪村」
...宇宙の実在性に触れようとするメタフィジックの宗教感であること――それ故に宗教が詩的精神の最高部であること――は...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...遂にメタフィジックの認識にふれ...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...象徴の本質は「形而上(メタフィジック)のもの」を指定している...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...そこでこの宗教感のメタフィジックを...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...観照のメタフィジックについても言われている...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...形以上のメタフィジックに突入するのだ...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...形以上のメタフィジックな本質から直観し...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...メタフィジックの神秘を包んだ問題はない...
萩原朔太郎 「猫町」
...真のメタフィジックの実在なのだ...
萩原朔太郎 「猫町」
...世間には往々いわゆる形而上学(メタフィジックス)に限られているように思っている者もあるから...
穂積陳重 「法窓夜話」
...更にプルウストのかういふ寧ろ形而上的(メタフィジック)な傾向がいかにしてもつと實證的(ポジティフ)な傾向に轉換して行つたか...
堀辰雄 「プルウスト雜記」
...子供はPhysique(フィジック)よりMtaphysique(メタフィジック)に之(ゆ)くのである...
森鴎外 「花子」
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