...理学士は忙しさうにピントを合せた...
犬養健 「朧夜」
...山原(やんばる)船は遥(はるか)にスマトラの東岸まで航行して葡萄牙(ポルトガル)の冒険家ピントを驚かしたのである...
伊波普猷 「琉球史の趨勢」
...しきりに双眼鏡のピントをあわせている...
海野十三 「海底大陸」
...何を送ったかももう忘れてしまっていくら話していてもピントの合おうはずがなかった...
橘外男 「ナリン殿下への回想」
...わりにピントが合っているから...
谷譲次 「踊る地平線」
...昭和通(しょうわどお)りに二つ並んで建ちかかっている大ビルディングの鉄骨構造をねらったピントの中へ板橋(いたばし)あたりから来たかと思う駄馬(だば)が顔を出したり...
寺田寅彦 「カメラをさげて」
...人間は面よりは心が大事だからなあ」ここに至ってせっかく壺におさまりそうなピントが...
中里介山 「大菩薩峠」
...そのピントは実に正確だ...
中原中也 「草野心平詩集『母岩』」
...彼女はド・ボーセアン氏やダジュダ・ピント氏と一緒にブフォンあるいはオペラ座へ行った...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...それを聞いたダジュダ・ピント侯爵は...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...「明日ダジュダ・ピント氏とド・ロシュフィード嬢のことで公示が出るんでしょ?」この一撃は実に手ひどいものだった...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...事件や主人公の性格やを一つの問題に向つてピントを合はせることができない...
平林初之輔 「「華やかな罪過」作者として」
...あんまりピント外れの馬鹿々々しさにふき出す...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...まるでピント外れ...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...間もなく幻灯のピントが極度に明るくピタリと一定した瞬間と同じやうに...
牧野信一 「蔭ひなた」
...ピントのはずれたしかも本来は健全な欲求だの...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...ピントを調節したりして...
蘭郁二郎 「地図にない島」
...一生懸命ピントを合せている水木の姿……...
蘭郁二郎 「魔像」
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