例文・使い方一覧でみる「ピクピク」の意味
スポンサーリンク...其顏面には例の痙攣（ひきつけ）が起つてピクピク顫（ふる）へて居た... 
石川啄木 「病院の窓」
...黒い目盛盤の上に白い指針がピクピク動いていた...
海野十三 「ある宇宙塵の秘密」
...汗ばんだ土色の小鼻はピクピクと不気味に動き...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...長い白ひげをピクピクふるわせながら...
江戸川乱歩 「鉄塔の怪人」
...かんしゃく筋をピクピクと...
橘外男 「亡霊怪猫屋敷」
...鼻をピクピクさせまして...
橘外男 「亡霊怪猫屋敷」
...唇の端を神経質にピクピクさせているのであった...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...ピクピクと顫（ふる）えるような...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...笑いかけると直ぐに笑いが消えてしまうのではないだろうか？ その證拠にはおり／＼口もとをピクピクさせて...
谷崎潤一郎 「蘿洞先生」
...ピクピク／＼しながら何時の間にか...
中原中也 「良子」
...指先がピクピクと震えている...
久生十蘭 「一の倉沢」
...馬は脅腹（わきばら）のところをピクピクさせながら...
久生十蘭 「キャラコさん」
...ベルナアルさんの唇が芝蝦の子のようにピクピクと痙攣（ひきつ）り...
久生十蘭 「葡萄蔓の束」
...伊沢です」大柄のチェックのコートを着た笠原が尻下りの愛嬌のある八字眉をピクピクさせ...
久生十蘭 「雪間」
...枝をピクピクさせました...
宮沢賢治 「気のいい火山弾」
...「ひよめき」のピクピクしてフギャーフギャーと云って居た間二三日丈見て居た自分に実に驚くべき事で有った...
宮本百合子 「お久美さんと其の周囲」
...その濃い眉（まゆ）がピクピクと波打って...
夢野久作 「巡査辞職」
...今思い出しても腹の皮がピクピクして来る左党の傑作として記録して置く必要があると思う...
夢野久作 「ビール会社征伐」
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