...皆は脂肪肉(あぶらみ)のビフテキをかち/\言はせながら...
薄田泣菫 「茶話」
...ビフテキを噛(かじ)つたりした...
薄田泣菫 「茶話」
...ビールとビフテキとをおごつてあげた...
種田山頭火 「旅日記」
...ビフテキの火加減の通を言ったりするのが...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...大けなビフテキじゃなあ」原田が...
火野葦平 「花と龍」
...此の店は、ビフテキと、ロブスターの二種しか料理は無かったんだ...
古川緑波 「神戸」
...ビフテキよし、チキンよし...
古川緑波 「このたび大阪」
...ビフテキなぞの対手にはもって来いである」と評しているが...
古川緑波 「駄パンその他」
...南の明陽軒へ寄りビフテキ食って帰る...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...ロシヤスープとビフテキパイ...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...ビフテキプディングてものがうまかった...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...いんごうや――ビフテキと子供だましのライスカレー...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...朝日といふうちのビフテキと飯が届いてゐた...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...ビフテキめいたもの...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...自分の腹へ凡そどれ丈けの物が入るか分っている筈だから、初め一時に通して置けばいいものを、お銚子が出来てからおしんこを注文し、それを又たいらげて了ってからカツレツ、それから又お銚子、ビフテキ、曰く何、曰く何々と幾度にも切っては注文して余計な手数をかける...
細井和喜蔵 「女給」
...あなたはそのビフテキが食えますか? いやいや...
三好十郎 「恐怖の季節」
...ビフテキを出すと生焼(なまやき)だといって焼き直させる有様ですから如何(いか)に料理屋の主人が上等の料理を出したくも料理人が味で腕を見せたくも客が承知しません...
村井弦斎 「食道楽」
...日本風の西洋料理でビフテキ一皿といったら殆ど西洋の三人前は肉があるね...
村井弦斎 「食道楽」
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