...『正直は最良の外交である』とはビスマルクの言つた言葉でせう...
芥川龍之介 「河童」
...其名独逸(ドイツ)建国の歴史を統(す)ぶる巨人ビスマルクの如きに候ふ可(べ)く...
石川啄木 「渋民村より」
...」ビスマルクは大変な事になつたなと思つたが...
薄田泣菫 「茶話」
...ビスマルクは笑ひ/\銃を胸から下した...
薄田泣菫 「茶話」
...そしてビスマルク公が非常に研究したほどの作者だから...
スティーヴンスン 佐藤緑葉訳 「若い僧侶の話」
...かのビスマルクはなんぞみずから苦しんで第十九世紀のライカルガスとなり...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...すなわち富にあらざれば兵備を保つあたわざるの必要はかのビスマルクをして外交政略家の真相に貿易者の仮面を被らしめたり...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...またいわんやビスマルクたるあたわざる人においてをや...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...ビスマルクは夫故に之を恐れ(彼はドイツの新聞史に於て検閲時代を造り出した)...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...以前独逸(ドイツ)領だった関係からビスマルクなどというのも時にあったが...
中島敦 「環礁」
...ビスマルク的鉄血心を持っているところの...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...それを推薦したのはカイザアとビスマルクで...
久生十蘭 「淪落の皇女の覚書」
...わたくしはこれを読んでビスマルクの事を憶ひ起す...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...ビスマルク侯の進退いかんなどのことについては...
森鴎外 「舞姫」
...ビスマルク侯の進退如何などの事に就ては...
森鴎外 「舞姫」
...「大ビスマルクいわく」と先生はくたびれたような口ぶりで云った...
山本周五郎 「季節のない街」
...めんめんとビスマルク(だか誰だか...
山本周五郎 「季節のない街」
...けれどもビスマルクは強情であり頑迷であった...
山本周五郎 「季節のない街」
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