...花に埋められ香をたきこめられてビザンチン型(けい)の古い十字架聖像(クロチェ・フィッソ)が奥深くすえられてあった...
有島武郎 「クララの出家」
...不思議で馬鹿らしいガレノスの学理にパウルス・アエギネタ(Paulus Aegineta:ビザンティンの医師...
ジェイムズ・サンヅ・エリオット James Sands Elliott 水上茂樹訳 「ギリシャおよびローマ医学の概観」
...名前を首都からビザンティウムまたはコンスタンティノーブルと呼ばれた...
ジェイムズ・サンヅ・エリオット James Sands Elliott 水上茂樹訳 「ギリシャおよびローマ医学の概観」
...このビザンティン期にある程度は目立った医師がいたが...
ジェイムズ・サンヅ・エリオット James Sands Elliott 水上茂樹訳 「ギリシャおよびローマ医学の概観」
...ビザンチン―ゴチック系との二つであろう...
高村光太郎 「美の日本的源泉」
...「君のそのビザンティン研究は」とレオナルド・スミスは話していた...
チェスタートン 直木三十五訳 「金の十字架の呪い」
...ブライトンはビザンティンからはたいぶはなれております...
チェスタートン 直木三十五訳 「金の十字架の呪い」
...がしかし僕はビザンティンであるように想像されている埋葬やミイラにする型等について読んだ事がありますよ」「ビザンティン研究は確かになかなか難かしいに違いないですな」と教授は率気(そっけ)なく答えた...
チェスタートン 直木三十五訳 「金の十字架の呪い」
...「あなたのビザンティンのミイラは見のがすにはあまり惜しゅう御座いましたの...
チェスタートン 直木三十五訳 「金の十字架の呪い」
...「ヴォージュ山の彼方(かなた)のビザンチン式な頽廃的(デカダン)な共和国」にあまり心をひかれなかった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...ローマ、アレキサンドリア、ビザンチン、イタリーおよびフランスの文芸復興、大世紀……などの各時代を通ずる放逸のありさまを勤勉に細叙してある小説に、多くの叙情的な称賛の辞が浴びせられていた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...一朝其品ガ消滅スルニ忍ビザルモノ有ラン...
成島柳北 「阿房山賦」
...ビザンティンおよびサレルノの著者たちはある特定の処方をエゾラ(エズラ)と呼んでいたのは興味深い...
マクス・ノイバーガー Max Neuburger 水上茂樹訳 「医学の歴史」
...エジプト・ビザンティウム式教会の原型的なものである...
野上豊一郎 「処女の木とアブ・サルガ」
...旅券をローマに送ってソ連行きのビザーの手続きをする...
三浦環 「お蝶夫人」
...初めて見るビザンチン式の建築やモザイクの壁画はゴシツクやルネツサンス式以外に古雅な特色を有(も)つて居る...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...必ズココニテ酒壺(シユコ)ニ吉備酒(キビザケ)ヲ満タシ...
吉川英治 「私本太平記」
...サラセン人やビザンツ人の眼から見ればなお野蛮人に過ぎないヨーロッパ人が...
和辻哲郎 「鎖国」
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