...此の黙劇(パントマイム)からそのしぐさで私が推察したんですが...
梅崎春生 「桜島」
...すこし合いませんネ」パントポンというのはモルヒネ剤であるが精製した上等のものだった...
海野十三 「ゴールデン・バット事件」
...主効、慢性阿片(あへん)、モルヒネ、パビナール、パントポン、ナルコポン、スコポラミン、コカイン、ヘロイン、パンオピン、アダリン等中毒...
太宰治 「虚構の春」
...年々やめしいのままに鶴(つる)のひな育ちゆくらしあわれ 太るも (元旦(がんたん)試作)モルヒネ アトロモール ナルコポン パントポン パビナアル パンオピン アトロピンプライドとは何だ...
太宰治 「斜陽」
...父はパントーオス...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...その大言にメネラオス大に怒り叫び曰ふ、『あゝわが天父クロニオーン、過度の高言聞き苦し、豹の暴びも及ぶまじ、獅子のあらびも叶ふまじ、 20其胸の中猛然と力に誇りものすごく、怒り狂へる*野猪も亦、パントオスの子、白楊の槍を使へる傲慢の彼の暴びに劣るべし!ヒュペレーノール、騎馬の將、誇りて我を侮りて、アカイア中の卑怯者とわれを欺き戰へる、 25其時彼の青春の血氣は遂に空しくて亡べり、思ふ、彼の脚、彼を運びて恩愛の妻と父母との喜びに故郷に歸り去らしめず...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...パントオスと端嚴の*プロンチスとの手の中に...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...39 パントオスの妻...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...パントーオスの子の鎧...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...古(いにし)えのイパントロープ...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...ソコデ ヌスビトハ パント コヒツジト トリカヘツコ シマシタガ...
新美南吉 「ヌスビトト コヒツヂ」
...西洋のバレー、パントマイム、オペラ、日本の能楽、歌舞伎劇等は、その脚本の韻文――即ち劇詩――と共に、前者に属すべきものであろう...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...詩(パントウン)を唄(ニヤニ)つてよ」球江がたはむれて船頭へ聲をかけると...
林芙美子 「ボルネオ ダイヤ」
...パントリーを使わないのをいいことにして...
久生十蘭 「我が家の楽園」
...この生活とが飽和したパントマイムの虹を描きながら眠る...
牧野信一 「読書と生活」
...終ひまで黙劇(パントマイム)の見物人で居たかつたのだが...
牧野信一 「裸虫抄」
...例の松葉杖にうづくまりながらハイネは言った――「転向! 書斎とカフェへ!」ちょっとのパントマイムの後二人は言ひ合はせたように...
槇村浩 「長詩」
...自らがパントゥスの子エウフォルボスなりしことを...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
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