...しかし亦(また)権力も畢竟はパテントを得た暴力である...
芥川龍之介 「侏儒の言葉」
...しかし亦権力も畢竟はパテントを得た暴力である...
芥川龍之介 「侏儒の言葉」
...別にパテントを取っているのでもないし...
石川欣一 「山を思う」
...新ダイヤの石を飾ったパテントレザー靴の爪先(つまさき)でチョコチョコと歩いて...
谷崎潤一郎 「痴人の愛」
...夫妻はラジウム製造というパテントを取らなかったために...
戸坂潤 「技術と科学との概念」
...** 例えばドイツの「I・G・化学トラスト」は数千のパテントを有ち乍ら之を用いることを許さない...
戸坂潤 「技術の哲学」
...この蒸気汽罐のコンデンサーをシリンダーの外に装置するように改良しようというパテントに過ぎなかった...
戸坂潤 「技術の哲学」
...又は定給の支給によってパテントの占有を契約した...
戸坂潤 「技術の哲学」
...多くのパテントは独占され握りつぶされて...
戸坂潤 「技術の哲学」
...それから先は彼の貴重なパテントを単なる一商品として...
戸坂潤 「技術の哲学」
...資本家によって買い上げられたパテントは旧いパテントで充分に利潤が上っている限り永久にとって置きになるかも知れない...
戸坂潤 「技術の哲学」
...人類のために解放した筈のラジウム製造のパテントが...
戸坂潤 「技術へ行く問題」
...理研の科学的研究によるパテントは至る処に...
戸坂潤 「読書法」
...それが世間に喧伝されその発明が世界的の発明であるというような意味から彼自身もパテントによって相当の産をなして今はその郷里のこの新館に来ている...
中里介山 「百姓弥之助の話」
...英吉利(イギリス)仕込(しこみ)のパテント付(づき)のピーボヂーにもマルチニーにも怯(びく)ともせず...
ガールシン 二葉亭四迷訳 「四日間」
...持っているパテントの数(すう)でも十や二十じゃ利かないだろう...
夢野久作 「難船小僧」
...そんなパテントの権利も...
夢野久作 「難船小僧」
...何ならパテントをお譲りしても宜敷(よろし)い...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
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