...クララの愛したクリストはパスカルの尊んだクリストではない...
芥川龍之介 「西方の人」
...パスカルいえるあり...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...彼がパスカルからマルクス主義へまで「左傾」したのも...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...とパスカルは云っている(パスカルはポル・ロアイヤルの論理学の代表者である)...
戸坂潤 「認識論とは何か」
...ブレーズ・パスカルよ……...
豊島与志雄 「文学の曇天」
...たしかにパスカルの言うことは真理だ...
永井隆 「ロザリオの鎖」
...大物理学者パスカルがまじめに信じていた! あの古今無双の知者が信じていた! 科学者パスカルが彼の科学と何の矛盾もなく信じていたこのカトリック教とはどんなものであろうか?──私の興味はおのずからカトリックに引きつけられていった...
永井隆 「ロザリオの鎖」
...例えば流体の圧力伝播のいわゆるパスカルの原理なるものが...
中谷宇吉郎 「「光線の圧力」の話」
...*56Le silenceternel de ces espaces infinis m'ffraie.僕の中にあるパスカルを拒絶すること...
原口統三 「二十歳のエチュード」
...パスカルはモンテーニュが死に對して無關心であるといつて非難したが...
三木清 「人生論ノート」
...孤独について「この無限の空間の永遠の沈黙は私を戦慄(せんりつ)させる」(パスカル)...
三木清 「人生論ノート」
...私にとつて特にパスカルが啓示的であつた...
三木清 「哲學はどう學んでゆくか」
...ブトルーの『パスカル』等々の文献を集めて読み始めた...
三木清 「読書遍歴」
...洋罫紙に向って私は先ず「パスカルにおける人間の分析」という論文を書いた...
三木清 「読書遍歴」
...ケンブリッジ大学でロイ・パスカルという人が講義した『ナチ独裁』という本がありました...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...パスカルを始めアルノーやニコル等の頑固で無理解なポール・ロワイヤリストたちの誹謗(彼らはモンテーニュを非紳士 malhonnte homme と断じた)に...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...けれどもパスカルは結局――有名な『ムシュ・ド・サシとの対話』においてはさすがによくモンテーニュの人物を見抜いてはいるが...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...パスカルのいう「天使でもなく野獣でもない」人間の現象であり...
矢部貞治 「政治学入門」
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