...そしてバルコニーまでが...
海野十三 「二、〇〇〇年戦争」
...帆村の深呼吸をしているバルコニーに現われた...
海野十三 「蠅男」
...このバルコニーの上で何にか変った処はなかったかね?」「別に気附きませんでしたが...
大阪圭吉 「デパートの絞刑吏」
...外の小さいバルコニーに出られるのだといふ...
鈴木三重吉 「赤い鳥」
...小さいバルコニーの附いた家にゐなければならぬ...
鈴木三重吉 「赤い鳥」
...冷吉は室を出てバルコニーに立つて見たくなつて...
鈴木三重吉 「赤い鳥」
...このバルコニーがあれば澤山である...
鈴木三重吉 「赤い鳥」
...四階目の露台(バルコニー)に老人が一人残つてゐる...
薄田泣菫 「茶話」
...それを見すまして私は力一杯に老人を四階の露台(バルコニー)から下に引きずり落しました...
薄田泣菫 「茶話」
...バルコニーよりハイデルベルヒの町を望む...
高浜虚子 「五百五十句」
...バルコニーの方へ出ると...
徳田秋声 「黴」
...隣の露台(バルコニー)から...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...茂るに任せた葡萄蔓(ぶどうづる)が一面にたれさがってるバルコニーの下に...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...遊歩地の角にあるバルコニーのついた石造りのりっぱな四階建ての家屋を所有しています...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...すぐ外れるようになっていたのを御存じでございますか」「まア」「あのバルコニーから落ちると...
野村胡堂 「水中の宮殿」
...蔦(つた)の絡(から)んだバルコニーの上にくっきりと碧(あお)い空が覗(のぞ)いていた...
原民喜 「美しき死の岸に」
...その窓側の露台(バルコニー)に...
牧野信一 「首相の思出」
...バルコニーへ出るフレンチ窓の前に立って暗い沖を見守っていたが...
松本泰 「暴風雨に終わった一日」
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