...一人前には使えないそうな...
芥川龍之介 「或敵打の話」
...二日位ずつは腕が使えないのだ...
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン Ludwig van Beethoven、フランツ・ゲルハルト・ヴェーゲラー Franz Gerhard Wegeler、エレオノーレ・フォン・ブロイニング Eleonore von Breuning、ロマン・ロラン Romain Rolland 片山敏彦訳 「ベートーヴェンの生涯」
...あるいは溜めてもそれが使えない人は...
内村鑑三 「後世への最大遺物」
...この中で原子爆弾が使えないのは...
海野十三 「超人間X号」
...決して使えない言葉がいろいろあって...
高村光太郎 「回想録」
...」お馬鹿さんなどという愛称は、私には使えない...
太宰治 「女の決闘」
...電熱器は使えないというので...
豊島与志雄 「女心の強ければ」
...「ねえ、あなた、今日は七兵衛の奴が珍しくどこかへ出かけてしまいました、その後に鎧櫃(よろいびつ)が置きっ放しにしてありますから、見るだけでも見て下さい」「鎧櫃がどうしたの」「その鎧櫃の中に、見せびらかしの金銀がいっぱい詰め込んでありますのを、置きっ放して七兵衛の奴が、珍しく早朝からどこかへ行きましたから、見るだけ見ておやり下さいと申し上げているのです」「見たって仕方がないじゃないか、金銀は見るものではなくて使うものだ、使えない金銀は、見たって仕方がない」「あれだ、あれだから、お殿様は仕方がない――」とお絹は神尾主膳の膝をつっつきました...
中里介山 「大菩薩峠」
...二十億ドルの研究費を、もし出せても、それは使えない...
中谷宇吉郎 「科学と国境」
...決して使えないからである...
中谷宇吉郎 「茶碗の曲線」
...やはり天璋院(てんしょういん)様の何とかの何とかでなくては使えない...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...バンガローは使えないだろうといったこと...
久生十蘭 「肌色の月」
...左手は使えないが...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「黄金薔薇」
...誰の声(こわ)いろも使えないらしく...
正岡容 「小説 圓朝」
...こんなに心が混乱していてはこれも使えない...
室生犀星 「われはうたえども やぶれかぶれ」
...むろん代脈などは使えないし...
山本周五郎 「五瓣の椿」
...組み込める石でなければ使えないのである...
吉川英治 「宮本武蔵」
...双手(もろて)が使えないだけに...
吉川英治 「宮本武蔵」
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