...恐らくは人を代ふるも数ふる能はざる程の無数のバチルスありて...
石川啄木 「閑天地」
...バチルスを発見すると否とはさまで吾人の人生に関与する所なしと雖(いへ)ども...
石川啄木 「閑天地」
...この夫を持ち得ぬ婦人が実に社会のバチルスとなって風俗を腐蝕せしめる...
大隈重信 「婦人問題解決の急務」
...結核の「バチルス」はコッホが之を発明しない遠い昔から...
丘浅次郎 「自然の復讐」
...バチルスが代つて地球を支配することを豫言してゐる...
竹久夢二 「砂がき」
...云って見れば社会で培養したバチルスなのだ...
戸坂潤 「社会時評」
...丸でバチルスの培養基の樣なものであると言ふ...
濱田耕作 「異國さかな雜談」
...バチルスであります...
火野葦平 「花と龍」
...自ら意志を強くして其のバチルスを殲滅(せんめつ)しようと勤めて而して(あが)いてゐた...
三島霜川 「解剖室」
...一時的にではあったが別なバチルスをはびこらせる結果になった...
宮本百合子 「五ヵ年計画とソヴェトの芸術」
...穢(きたな)らしいバチルスを目になど入れぬよう...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...その女のひとの稚ない善意にたかったバチルスこそ...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...益ひどいバチルスをお貰いになるという工合)島田の電車は...
宮本百合子 「獄中への手紙」
便利!手書き漢字入力検索