...バターやジャガイモをなめに行くためであるから...
海野十三 「三十年後の世界」
...バター・ナイフを強く握って...
海野十三 「ヒルミ夫人の冷蔵鞄」
...彼は初めにお茶だのコーヒーだのバターだのミルクだの牛肉だのというから...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...バターの生産が最高期にはいるので...
中谷宇吉郎 「北国の春」
...食事十二月三十日昼 ビスケット、パイ 四夜 干飯、シチュー、ミルク、リンゴ、パイ 六、バター、チーズ十二月三十一日朝 干飯、ミソ汁、ミソ漬(大根、油揚)昼 ビスケット、チーズ、ハム、ナッパ、ラクトレート夜 干飯、肉、リンゴ、ハム一月一日朝 干飯、ミソ汁(スヂ)、バター、ハム昼 ビスケット、チーズ、ラクトレート夜 餅、鮭、ハム一月三日※(九・一〇A、九・四〇M)―有元に追い付く(一〇・五五)―第一悪場上(一一・四五)―天狗(以下二文字不明)(一三・〇五)―ビスケット食う(一四・〇〇)―※(一五・三五)―雪洞出来(一七・一五)(就寝二一・三〇)入口〈0℃〉(十頁空白)1月4日 フーセツ天狗のコシカケヨリ ドツペウヲコエテ 北カマ平ノノボリカヽリデビバーク...
松濤明 「槍ガ岳」
...『牛酪(バター)は役(やく)に立(た)たないとお前(まへ)に云(い)ふて置(お)いたぢやないか!』と言(い)ひたして...
レウィス、キァロル Lewis Carroll 丸山英觀訳 「愛ちやんの夢物語」
...もうバターはなくなった……それで...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...丁寧(ていねい)にすればその肉を肉挽器械(にくひききかい)で挽いてバターと塩と溶き芥子と外に細かく刻んだ玉葱でも交(ま)ぜて少し煉(ね)るようにしてパンの間へ挟むとようございます...
村井弦斎 「食道楽」
...菊形の菓子皿へバターを敷いて入れてテンピの中で十五分間ばかり焼きます...
村井弦斎 「食道楽」
...バター中匙一杯を加えて塩胡椒で味を付けてよく攪き混ぜておきます...
村井弦斎 「食道楽」
...バターが大匙に軽く半杯位と覚えていらっしゃればようございます...
村井弦斎 「食道楽」
...何故に白き魚を用ゆる時バターを使用するや...
村井弦斎 「食道楽」
...それより牛乳は樋を伝いて要所要所を通り、あるいは掻き乱され、あるいは試験され、各種の手数を経て、バターとなり、チースとなり、クリームとなり、あるいは日常配達の牛乳となる...
村井弦斎 「食道楽」
...上等の西洋料理には是非(ぜひ)入用なものでサンドイッチにするにはやはり前の鰯の通りバターをパンへ塗って玉葱を敷いてこのカビヤを挟みます...
村井弦斎 「食道楽」
...古いパン半斤の中身を手で揉(も)み砕いて先ずフライ鍋へバターを溶かして玉葱の刻んだのをいためてその上へパンを入れて塩胡椒を振って狐色に炒(い)りつけます...
村井弦斎 「食道楽」
...三十分ほど煮て球葱(たまねぎ)かあるいは白葱を加え塩と胡椒とバターにて味をつけ...
村井弦斎 「食道楽」
...硝子(がらす)のバター器(いれ)塩壺(しおつぼ)ソース芥子(からし)の器(うつわ)なんど体裁好(ていさいよ)く卓上に配置せられたり...
村井弦斎 「食道楽」
...モー一つは」お登和「モー一つはハムを薄く切ってフライ鍋へバターを敷いてハムを焼いてお皿へとってその跡(あと)で玉子を半熟に焼いてハムの上へ載せたのがハムエッグです」妻君「それで四色出来ます...
村井弦斎 「食道楽」
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