...少しチグハグな変な気がする...
寺田寅彦 「昭和二年の二科会と美術院」
...鷲尾は何かハグらかすようなことでも云わずに居られない気がした...
徳永直 「冬枯れ」
...吾々が店頭で新刊の書物の頁をハグって見るということからが...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...神仏混淆(しんぶつこんこう)のチグハグなもので...
中里介山 「大菩薩峠」
...チグハグな朝飯を済ますと...
中里介山 「大菩薩峠」
...仲間ハ皆ンナガイロイロハグラカサレタ...
中里介山 「大菩薩峠」
...ウハキはハミガキウハバミはウロコ太陽が落ちて太陽の世界が始つたテツポーは戸袋ヒヨータンはキンチヤク太陽が上つて夜の世界が始つたオハグロは妖怪下痢はトブクロレイメイと日暮が直径を描いてダダの世界が始つた(それを釈迦が眺めてそれをキリストが感心する)...
中原中也 「ダダ音楽の歌詞」
...それも何となくチグハグで哀れ深い姿でした...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...平次は妙にチグハグな心持で...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...美妙はハグラかすように言う...
長谷川時雨 「田沢稲船」
...あわててハグラかしにかかった...
久生十蘭 「あなたも私も」
...妙に気持がチグハグで...
火野葦平 「花と龍」
...もう妙にチグハグな心持ちで...
正岡容 「わが寄席青春録」
...Cが不足らしくてハグキが妙になり注射はじめます...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...ハグラカされたような気がする...
三好十郎 「恐怖の季節」
...ハグサという標準語は合理化とも考えられるが...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...その頃の婆さんには珍らしくオハグロをつけていなかった事をよくおぼえています...
夢野久作 「押絵の奇蹟」
...チグハグな道路工事往来で買った新聞を通じて東京市政を見ると...
夢野久作 「街頭から見た新東京の裏面」
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