...殿軍(しんがり)としては五尺六寸ヌーボー式を発揮した未醒(みせい)画伯...
押川春浪補 「本州横断 痛快徒歩旅行」
...所謂(いわゆる)ヌーボー流に描き...
石井研堂 「元日の釣」
...思い設けぬヌーボー式の構造を見せると共に...
中里介山 「大菩薩峠」
...中からヌーボー式に青い柳を染めて赤瓦の屋根が少し見える栞(しおり)があらわれる...
夏目漱石 「虞美人草」
...これがヌーボー式だと教えた...
夏目漱石 「三四郎」
...三四郎は建築にもヌーボー式があるものとはじめて悟った...
夏目漱石 「三四郎」
...向(むこう)の隅(すみ)にヌーボー式の書棚があって...
夏目漱石 「野分」
...金台に深紅(しんく)の七宝(しっぽう)を鏤(ちりば)めたヌーボー式の簪(かんざし)が紫の影から顔だけ出している...
夏目漱石 「野分」
...大陸的のヌーボーとが...
萩原朔太郎 「歳末に近き或る冬の日の日記」
...そうしてあのヌーボー式の絵を染附けた色絵の菓子器である...
柳宗悦 「工藝の道」
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