...エジプトの王であるファラオたちの墓にとピラミッドを築いた幾万の人間はニンニクを食とし...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
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種田山頭火 「四国遍路日記」
...最も重要な食品は、種々の穀物、特に米、果物、野菜、木の実、生姜、ニンニク、塩、水(雨水が最良)、乳、油、バター、蜂蜜、サトウキビ...
マクス・ノイバーガー Max Neuburger 水上茂樹訳 「医学の歴史」
...客の方でも、ニンニクや、油っ濃いのが好きらしく、「うんと、ギドギドなのを呉れ」と註文している...
古川緑波 「ああ東京は食い倒れ」
...「まだニンニク食ふ気か」と言ったら...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...としたらニンニクも罪つくりである...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...そして茖葱はギョウジャニンニクで山地に自生し葉の広いものである...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...すなわちこの大蒜とはニンニクで一つに葫と呼ばれているものである...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...それはニンニクに似た別の品種であるが...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...これは単にニンニクでよい訳だ...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...それはニンニクに比べればやや小形だからである...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...普通の英和辞書にあるように単にニンニクでは正解ではない訳だが...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...そして強いてニンニクの俗名を作ればすなわち Large Garlic とでもすべきものだ...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...その葉がニンニクの葉のようであり...
牧野富太郎 「植物知識」
...九日はなお前日に続いて登山の用意をすることになった、一体はこの日早朝から山に向って踏み出すべきはずであったが、天気模様が悪いので、今一日滞在して充分に用意をしたら宜(よ)かろうということで、結局雨のために一日滞在することになった、午後になって雨は漸(ようや)く止(や)んで五時頃から晴天となったので、未だ暮れるには間があるからといって、一同は燈台のある岡の近辺に採集を試みた、この岡は昨日採集した方面とは全く反対であるが、自生している植物の種類は、センダイハギ、ハチジョウナ、イヌゴマ、ハマニンニク、エゾノヒナノウスツボ、ハマエンドウ、アキカラマツ、ノゲシ、ハマハコベ、イチゴツナギ、ホソバノハマアカザ、ナミキソウ、オオバコ、オトギリソウ、ヤマハハコ、アキタブキ、ハマベンケイ、カセンソウ、イヌタデ、イブキジャコウソウ、エゾオオバコ、オチツボスミレ、シオツメクサ、エゾイヌナズナなどであったが、その外にノボロギクがこの辺にも輸入されているのを見た...
牧野富太郎 「利尻山とその植物」
...葱と一緒にニンニクとプレツエムラ...
三浦環 「お蝶夫人」
...第二十二 玉子のライスカレーは玉葱二つとニンニク四片(きれ)を細かに刻んで大匙一杯のバターでよくいためてその上へメリケン粉大匙一杯半とカレー粉中匙一杯とを加えて狐色になるまでいためてスープ二合を少しずつ混ぜて行きます...
村井弦斎 「食道楽」
...冷めたいニンニク水をグラスで二三杯流し込んでやると...
夢野久作 「ココナットの実」
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