...基督教の「パラドックス」(逆説)とはこの事をいうなり...
内村鑑三 「基督信徒のなぐさめ」
...メモのあとに「探偵小説の根本興味はパラドックスなりと感ず...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...パラドックスみたいだけど...
太宰治 「正義と微笑」
...「吉右衛門(きちえもん)や菊五郎(きくごろう)はどうも歌舞伎のオオソドックスに忠実だとはおもえません...
田中英光 「オリンポスの果実」
...これは危険の多いヘテロドックスのやり方である...
寺田寅彦 「案内者」
...これに反して新しい方面のみの追究は却って陳腐を意味するようなパラドックスもないではない...
寺田寅彦 「科学上の骨董趣味と温故知新」
...これは必ずしもパラドックスではない...
寺田寅彦 「方則について」
...また「統計ほど嘘をつくものはない」という事は争われないパラドックスである...
寺田寅彦 「厄年と etc.」
...即ち文芸の批評は文芸的批評として成り立たなくなるというパラドックスを...
戸坂潤 「思想としての文学」
...パラドックスが之である...
戸坂潤 「思想としての文学」
...夫ではパラドックスは消えて了う...
戸坂潤 「思想としての文学」
...実は彼のパラドックスではなくて...
戸坂潤 「思想としての文学」
...ああパラドックスをやたらに無節度にベタベタと並列させられては要するに凡てのパラドックスが平均されて了って...
戸坂潤 「思想としての文学」
...夫が小林式パラドックスとなる...
戸坂潤 「思想としての文学」
...」眩暈のこうした定着の仕方が彼のパラドックスの意味である...
戸坂潤 「思想としての文学」
...これは彼のパラドックス自身にシンセリティーが案外乏しいのでも判ろう...
戸坂潤 「思想としての文学」
...オーソドックスでなかったればこそ...
戸坂潤 「社会時評」
...*9パラドックスは遍在する...
原口統三 「二十歳のエチュード」
便利!手書き漢字入力検索