例文・使い方一覧でみる「ドタバタ」の意味

...何故俺を抑へた』『兄樣！』『信吾ツ！』ドタバタと騷ぐ其音を聞いて...
石川啄木「鳥影」

...何かドタバタと音がし... 何かドタバタと音がしの読み方
高見順「如何なる星の下に」

...ドタバタ騒ぎの場面にひきかえ... ドタバタ騒ぎの場面にひきかえの読み方
高見順「如何なる星の下に」

...火急（かきゅう）の注進でもするようにドタバタ梯子段を上って来る... 火急の注進でもするようにドタバタ梯子段を上って来るの読み方
谷崎潤一郎「The Affair of Two Watches」

...ドタバタやらかすには近所が近過ぎる... ドタバタやらかすには近所が近過ぎるの読み方
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...ドタバタと重量的なものを感じさせない... ドタバタと重量的なものを感じさせないの読み方
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...家の中でドタバタ音がする... 家の中でドタバタ音がするの読み方
長谷川伸「一本刀土俵入　二幕五場」

...私がドタバタ踏んで通った所が兄が大喝（たいかつ）一声... 私がドタバタ踏んで通った所が兄が大喝一声の読み方
福澤諭吉「福翁自伝」

...ドタバタ遣（やっ）て居る... ドタバタ遣て居るの読み方
福澤諭吉「福翁自伝」

...折節（おりふし）はドタバタ遣（やっ）て居ました... 折節はドタバタ遣て居ましたの読み方
福澤諭吉「福翁自伝」

...ドタバタと云う足音も聞えた... ドタバタと云う足音も聞えたの読み方
二葉亭四迷「浮雲」

...サトウ・ロクローのドタバタ演技を念頭にして... サトウ・ロクローのドタバタ演技を念頭にしての読み方
古川緑波「古川ロッパ昭和日記」

...マックセンネットのスラップスティック――ドタバタ喜劇... マックセンネットのスラップスティック――ドタバタ喜劇の読み方
古川緑波「古川ロッパ昭和日記」

...更に数日もドタバタ喜劇をやるとなれば... 更に数日もドタバタ喜劇をやるとなればの読み方
フレッド・Ｍ・ホワイト　Fred M. White 奥増夫訳「王冠の重み」

...ドタバタ喜劇役者が言いそうな台詞だが... ドタバタ喜劇役者が言いそうな台詞だがの読み方
フレッド・Ｍ・ホワイト　Fred M. White 奥増夫訳「鉄面皮」

...胸の方はドタバタ... 胸の方はドタバタの読み方
宮本百合子「獄中への手紙」

...」すると、またもやあたりがさわがしくなって、ドタバタ、ギャアギャアやったあげく、あとの半分もおちてきました...
グリム　Grimm 矢崎源九郎訳「こわいことを知りたくて旅にでかけた男の話」

...わしだよ！」家の中では何かドタバタとあわただしい... わしだよ！」家の中では何かドタバタとあわただしいの読み方
吉川英治「新・水滸伝」

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