...ヴィヤ・サン・パオロに住むモントルソリ家のパオロだった...
有島武郎 「クララの出家」
...その頃にモントルソリ家との婚談も持上って...
有島武郎 「クララの出家」
...「トルソオ」をも「アンチノウス」をも打ち棄てゝ...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...大きいトルソオに取りかかった様子でありました...
太宰治 「兄たち」
...しかも組合ったトルソであることを知るのである...
中井正一 「スポーツの美的要素」
...勿論、私は常に全身像を製作しろといふやうなことを云つてゐるのではなく、トルソも結構、手だけでも結構だが、トルソならトルソで、それが全一的な感じを与へるものではなければならぬと云ふのである...
中原中也 「撫でられた象」
...その卷頭に「アポロの古拙なるトルソ」なんぞと題せられた詩を載せてゐる此の詩集は...
堀辰雄 「一插話」
...偉大なる断篇(トルソー)としてつかんで居て...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...1甚太郎オジサンコノ袋ノ中ニワ仁丹ト ウカイ散ト手ヌグイガ入ットルソレカラ...
三好十郎 「山東へやった手紙」
...ロダンのトルソー...
夢野久作 「冥土行進曲」
...そして所所(ところどころ)に幾つかの不格好(ぶかくかう)な胴像(トルソ)がどれも痛痛(いたいた)しく手を失ひ...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
...しかるに顔を切り離したトルソーになると...
和辻哲郎 「面とペルソナ」
...もっとも芸術家が初めからこのようなトルソーとして肉体を取り扱うということは...
和辻哲郎 「面とペルソナ」
...しかも破損によってトルソーとなったものはどうであろうか...
和辻哲郎 「面とペルソナ」
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