...ラデックは「罪と罰」のラスコーリニコフの性格をもっと極端に類型化したような人物である...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...前者を「インデックス」と呼び...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...その字が「インデックス」の方の最初の字すなわちAの下にくるようにずらせる...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...二重円盤の一方を「インデックス」...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...デック」とナショナルの読本(リードル)の発音が何うしても満足に出来ぬので...
田山花袋 「重右衛門の最後」
...国粋主義の横行は実は却って「国粋」の〔危機〕を物語るインデックスに他ならないわけで...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...蛮人(ばんじん)に斬取られた彼の弟デックの右手がしゃべっているのに違いないという結論に達した...
中島敦 「狐憑」
...シャクの弟のデックの屍體もさうした辱しめを受けて打捨てられてゐた...
中島敦 「狐憑」
...明らかに弟デック其の人と...
中島敦 「狐憑」
...シャイデックに着く...
野上豊一郎 「吹雪のユンクフラウ」
...北西のシャイデックから登って来た鉄道が...
野上豊一郎 「吹雪のユンクフラウ」
...金銀花(スイカズラ)の花の煎汁をそれぞれ二カデックス(約二合)ずつ...
久生十蘭 「新西遊記」
...あっしはデックの話を聞いている中(うち)にピインと来ちゃいました...
夢の久作(夢野久作) 「人間腸詰」
...そのあっしの耳へカント・デックの野郎が口を寄せて吐(ぬ)かしやがったもんです...
夢の久作(夢野久作) 「人間腸詰」
...その光りで見るとカント・デックの顔色から自分の手の甲の色までも...
夢の久作(夢野久作) 「人間腸詰」
...そのトロッコの上に乗っているものの上に被(かぶ)せた白い布片(きれ)をカント・デックが取除(とりの)けました...
夢の久作(夢野久作) 「人間腸詰」
...あっしを受取ったデックは喰い付いたり引っ掻いたりするあっしの手と足を背後(うしろ)から束(たば)にしてギューと掴み締めてしまいました...
夢の久作(夢野久作) 「人間腸詰」
...デックの配下(てした)に拷問されて気絶していたものなんでしょう...
夢の久作(夢野久作) 「人間腸詰」
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