...この心理探偵小説の主人公ラデック青年は天才的に頭がよくて...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...ラデックではいっそう大げさに挑戦的になっている...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...ラデックやディラード教授のように犯罪の当初からなかば自暴自棄的な心理が働いているのではなく...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...次に通信文の最初の字を「インデックス」の中から探し...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...』なんかと昨夜(ゆうべ)の歌留多(かるた)を追憶したりすること日本におなじ――そのハアリイやデックやタムが...
谷譲次 「踊る地平線」
...なあデック!――と大きな声でデックへ――ロンドンの天気だけあわからねえなあ...
谷譲次 「踊る地平線」
...こいつが店へ這入(はい)ってきたとき魚のにおいがしたから、按ずるに、このデックは四、五軒さきの魚屋(フィシュ・バア)の若い者であろう...
谷譲次 「踊る地平線」
...シャクの弟のデックの屍体もそうした辱(はずか)しめを受けて打捨てられていた...
中島敦 「狐憑」
...シャクの弟のデックの屍體もさうした辱しめを受けて打捨てられてゐた...
中島敦 「狐憑」
...蠻人に斬取られた彼の弟デックの右手がしやべつてゐるのに違ひないといふ結論に達した...
中島敦 「狐憑」
...シャイデックに着く...
野上豊一郎 「吹雪のユンクフラウ」
...北西のシャイデックから登って来た鉄道が...
野上豊一郎 「吹雪のユンクフラウ」
...シャイデックから乗って来た駅員のような服装をした男に名前を聞いたら...
野上豊一郎 「吹雪のユンクフラウ」
...合唱者ユウデックス・エルゴ・クム・セデビット...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...組み付いたと思った時にゃカント・デックに両腕をシッカリと掴まれておりました...
夢の久作(夢野久作) 「人間腸詰」
...そのあっしの左の手首をガッシリと掴み止めたデックは面と向って立ちながら今一度ニヤニヤと笑って見せました...
夢の久作(夢野久作) 「人間腸詰」
...あっしを受取ったデックは喰い付いたり引っ掻いたりするあっしの手と足を背後(うしろ)から束(たば)にしてギューと掴み締めてしまいました...
夢の久作(夢野久作) 「人間腸詰」
...夢はその時々の人格の成長のインデックスだという意味の言葉があった...
和辻哲郎 「夢」
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