...ラデックではいっそう大げさに挑戦的になっている...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...ラデックにもディラード教授にもペンディーンにも実験的殺人の心理ともいうべきものが内在していることを見のがすことができない...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...二重円盤の一方を「インデックス」...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...こいつが店へ這入(はい)ってきたとき魚のにおいがしたから、按ずるに、このデックは四、五軒さきの魚屋(フィシュ・バア)の若い者であろう...
谷譲次 「踊る地平線」
...デック」とナショナルの読本(リードル)の発音が何うしても満足に出来ぬので...
田山花袋 「重右衛門の最後」
...蛮人(ばんじん)に斬取られた彼の弟デックの右手がしゃべっているのに違いないという結論に達した...
中島敦 「狐憑」
...秘(ひそ)かにデックの魂(たましい)が兄の中に忍(しの)び入ったのだと人々は考えた...
中島敦 「狐憑」
...シャクの弟のデックの屍體もさうした辱しめを受けて打捨てられてゐた...
中島敦 「狐憑」
...例へば本で云へば目次を見たりインデックスを見たりするだけで分る...
中原中也 「芸術論覚え書」
...シャイデックからユンクフラウヨッホまでの約十キロはユンクフラウ鉄道...
野上豊一郎 「吹雪のユンクフラウ」
...シャイデックに着く...
野上豊一郎 「吹雪のユンクフラウ」
...北西のシャイデックから登って来た鉄道が...
野上豊一郎 「吹雪のユンクフラウ」
...円材甲板(スパア・デック)に六百十四噸の石炭を積む能力があって...
牧逸馬 「沈黙の水平線」
...その光りで見るとカント・デックの顔色から自分の手の甲の色までも...
夢の久作(夢野久作) 「人間腸詰」
...鉄の噛締器(バイト)みてえなデックの手を振放して...
夢の久作(夢野久作) 「人間腸詰」
...そうして犬ころでも棄てるように軽々とデックの夜会服の腕の中へ投渡(なげわた)されちゃったんです...
夢の久作(夢野久作) 「人間腸詰」
...あっしを受取ったデックは喰い付いたり引っ掻いたりするあっしの手と足を背後(うしろ)から束(たば)にしてギューと掴み締めてしまいました...
夢の久作(夢野久作) 「人間腸詰」
...夢はその時々の人格の成長のインデックスだという意味の言葉があった...
和辻哲郎 「夢」
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