...正午を過ぎると研究室に入って夕方まで机上執務(デスク・ワーク)を続けた...
海野十三 「空中墳墓」
...そして、デスクの下や、本棚のすみを、あちこちと捜しましたが、どこにも豹のすがたはありません...
江戸川乱歩 「黄金豹」
...博士はデスクの上からロイドめがねをとって...
江戸川乱歩 「怪奇四十面相」
...デスクの上には、卓上電話があり、そのそばに、ウィスキーのびんと、グラスがおいてあります...
江戸川乱歩 「怪人と少年探偵」
...事務卓(デスク)に獅噛(しが)みついていた...
大阪圭吉 「花束の虫」
...デスクから下へ垂れさがったコードは...
妹尾韶夫 「凍るアラベスク」
...デスクの下へほうりこむ...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「かもめ」
...室内のデスクの下...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...」と易者はすぐに筮竹(ぜいちく)を把(と)って口の中で何か呟(つぶや)きながらデスクの上に算木(さんぎ)を並べ...
永井荷風 「つゆのあとさき」
...書斎の書机(デスク)の向って右の上から二番目の抽斗(ひきだし)の中に空色のリボンでくくって入っています...
久生十蘭 「キャラコさん」
...ギュッと唇を噛んで書机(デスク)を睨みつける...
久生十蘭 「キャラコさん」
...あたしの記憶はかあいらしい白熊のデスク・ランプのあるしゃれたパーゴラで...
久生十蘭 「だいこん」
...客間の隅に胡桃材のずんぐりした書物卓(デスク)が据えてあるが...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...それをデスクの上に重ねた...
平林初之輔 「オパール色の手紙」
...デスクの抽斗(ひきだし)くらい開けて見ていたのかもしれません」「そのくらいで議論はよしとして」と...
平林初之輔 「五階の窓」
...デスクの抽出から肉を出して鋏で切っては猫にやっているのです...
三浦環 「お蝶夫人」
...入口の右側のデスクの上に...
森下雨村 「五階の窓」
...出版局のデスクの人たちも...
吉川英治 「随筆 新平家」
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