...例えばリネンのテープやその他のこの種の家庭で使う商品はリネン線維だけでなくリネンと木綿から出来ている...
フレデリック・アークム Fredrick Accum 水上茂樹訳 「食品の混ぜ物処理および調理の毒物(1820)」
...録音テープを捲きとって...
海野十三 「地球要塞」
...テープの山をふみ分けて...
江戸川乱歩 「黒蜥蜴」
...中を読むためにはテープを一度剥(は)がさなければならない...
谷崎潤一郎 「鍵」
...それにテープを剥がし取る時に...
谷崎潤一郎 「鍵」
...テープノ寸法モ測ッテアッタニ違イナイト思ウガ...
谷崎潤一郎 「鍵」
......
種田山頭火 「草木塔」
...・さざなみの島はまことに菜の花ざかり涙ながれて春の夜のかなしくはないけれど・春風のうごくさかなを売りあるく春は船でとんだりはねたりテープうつくしく春のさざなみ残月余生四月五日晴れたり曇つたり...
種田山頭火 「旅日記」
...そうして星がちょうど糸を通過する瞬間を頭の中の時のテープに突き止めるのであるが...
寺田寅彦 「空想日録」
...丁度紙テープを投げるように西から東へ延びて行くのであった...
寺田寅彦 「震災日記より」
...テープを投げるとかしなければならない...
中里介山 「大菩薩峠」
...テープを売り歩いてゐる...
林芙美子 「浮雲」
...患者エドワード・ステープルトン氏はチフス熱のために外見上死んだのであるが...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「早すぎる埋葬」
...このステープルトン氏を発掘した連中のごときはまさに言葉本来の意味での resurrectionist であろう...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「早すぎる埋葬」
...わたしの壁の寫眞の中には閃く海神鉾に飜へる久壽玉から五彩のテープが舞ひ亂れ...
牧野信一 「緑の軍港」
...さう二っつがおれを仕事着のまゝ支那の将軍のやうにその病院の二つの棟にはさまれた緑いろした中庭にテープを持って立たせたのだ...
宮沢賢治 「花壇工作」
...調子が沖縄調であることはテープ録音によっていやなほど知らされているのである...
山之口貘 「おきなわやまとぐち」
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