例文・使い方一覧でみる「テーブル」の意味

...元の卓子（テーブル）へ帰ってきた... 元の卓子へ帰ってきたの読み方
海野十三「空襲葬送曲」

...艇長は卓子（テーブル）のところへひきかえしてきたが... 艇長は卓子のところへひきかえしてきたがの読み方
海野十三「大宇宙遠征隊」

...テーブルのうえには飮み乾した珈琲カップがあるかと思えば... テーブルのうえには飮み乾した珈琲カップがあるかと思えばの読み方
ドストエーフスキイ神西清訳「永遠の夫」

...」と春代は遠慮なくテーブルの上の一冊を取り上げ口絵を見ながら...
永井荷風「つゆのあとさき」

...卓（テーブル）を前にして... 卓を前にしての読み方
中里介山「大菩薩峠」

...卓（テーブル）の上に据えました... 卓の上に据えましたの読み方
野村胡堂「奇談クラブ〔戦後版〕」

...郵便切手は何処（どこ）に入れてあります」「卓（テーブル）の左の引出しに... 郵便切手は何処に入れてあります」「卓の左の引出しにの読み方
野村胡堂「死の予告」

...畳敷きにはできない形ではあるが、それをその面積に換えれば六畳ぐらいは敷けるだろうと思われる「おもて」には、上下二段にベッドを作りつけて、水夫長、大工、舵取（かじと）りを除いた、水夫五人と、おもてのコックが一人（ひとり）と、ストキとが寝るようにできていて、その中央に、テーブルと、ベンチとが作りつけてあった... 畳敷きにはできない形ではあるが、それをその面積に換えれば六畳ぐらいは敷けるだろうと思われる「おもて」には、上下二段にベッドを作りつけて、水夫長、大工、舵取りを除いた、水夫五人と、おもてのコックが一人と、ストキとが寝るようにできていて、その中央に、テーブルと、ベンチとが作りつけてあったの読み方
葉山嘉樹「海に生くる人々」

...椅子を壁に凭掛けて脚をテーブルの上にやり何かを嘲けるやうに身を反りかへしてゐる...
原民喜「災厄の日」

...彼は視力に問題があったんだ」人々が出入りする戸口の前のテーブルの端にうつむいて坐っていたゴリオ爺さんが頭を上げた...
バルザック　Honore de Balzac 中島英之訳「ゴリオ爺さん」

...部屋のまん中のテーブルの前に来てすわつて... 部屋のまん中のテーブルの前に来てすわつての読み方
槇本楠郎「母子ホームの子供たち」

...老人（ろうじん）は五フランの金貨（きんか）を八枚（まい）テーブルの上にのせた... 老人は五フランの金貨を八枚テーブルの上にのせたの読み方
マロ　Malot 楠山正雄訳「家なき子」

...けげんそうにのっそり二つの肱をテーブルからおろした... けげんそうにのっそり二つの肱をテーブルからおろしたの読み方
「赤い貨車」

...食堂のテーブルは珍しく白いテーブルクロースに覆われて... 食堂のテーブルは珍しく白いテーブルクロースに覆われての読み方
宮本百合子「獄中への手紙」

...所々に置いてある安物の椅子テーブル... 所々に置いてある安物の椅子テーブルの読み方
三好十郎「疵だらけのお秋（四幕）」

...早（は）や酔いの廻り始めた彼らのテーブルに寄りながら... 早や酔いの廻り始めた彼らのテーブルに寄りながらの読み方
横光利一「上海」

...奥の大卓子（テーブル）の支配人が彼女にかるく会釈をかえした... 奥の大卓子の支配人が彼女にかるく会釈をかえしたの読み方
吉行エイスケ「女百貨店」

...日章旗を交錯した日本料理店胡月の卓子（テーブル）で... 日章旗を交錯した日本料理店胡月の卓子での読み方
吉行エイスケ「バルザックの寝巻姿」

「テーブル」の書き方・書き順

いろんなフォントで「テーブル」