...テーゼに甘んじてアンテイテーゼを通過しジユンテーゼに到達する努力を缺く生活は不自然である...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...僕の心の中には常に主(テーゼ)と客(アンチテーゼ)とがある...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...尤も僕の中にゐる主(テーゼ)と客(アンチテーゼ)の會話は可なり才ばしつてゐるから...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...今カントのコペルニクス的テーゼによれば(吾々は一旦カントの立場に立っている筈であった)...
戸坂潤 「科学方法論」
...もしその説明が与え得られないとすれば(霊魂の不滅説をでも科学的なテーゼとして持ち出さない限り)...
戸坂潤 「科学論」
...観念論の一般的なテーゼから来る...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...というような乱暴で露骨なテーゼとして之を信じているものは少ないだろうが...
戸坂潤 「思想としての文学」
...文学的ファンタジーを以てテーゼを創り出すことは...
戸坂潤 「思想としての文学」
...整った形のテーゼが...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...一遍々々思い出さなければいけないテーゼなのである(この点世間によくある「公式主義」反対家に一言注意しておきたい...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...処が虚偽はアンティ・テーゼから始まる...
戸坂潤 「認識論とは何か」
...処がアンティ・テーゼから始めるということは...
戸坂潤 「認識論とは何か」
...さて空間が客観的であると謂っていることはやがて――それはこのテーゼの云わば自己発展の時間であろう――逆に空間は客観的ではないというアンティテーゼに転成(werden)しないではいられない...
戸坂潤 「範疇としての空間に就いて」
...(このことは三二年テーゼの正しい理解を徹底さす必要を決して排除するものでありません...
野呂栄太郎 「加藤正宛書簡」
...彼の身勝手な主張(テーゼ)のおかげで...
久生十蘭 「金狼」
...文学派はこれで見ると明確にマルキシズム文学のアンチテーゼとしての自己をまだつくり上げないで...
平林初之輔 「昭和四年の文壇の概観」
...このテーゼの筆者は「この二つの命題は決して矛盾しない...
平林初之輔 「文学の本質について(二)」
...一三九号 五通(二)佐野鍋山除名の『赤旗』号外 五通(三)昭和九年一月二日西山個人署名論文(四)スパイ最高処分ヲ強調セルモノ 五通(五)三十二年テーゼ 三通(六)兵役法違反 二通(七)『赤旗』一三三号百七十号 清党ニ付テ命令ニ付テ 複写鉄の規律(八)袴田里見上申書以上これは書類をお送りするとの話でしたが一先ず...
宮本百合子 「獄中への手紙」
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