...このことは常に忘れることを許さない根本テーゼであった...
戸坂潤 「科学論」
...思考の自己規定――措定・テーゼ・――そのものを意味するに他ならぬ処の「ある」ことであって...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...何も機械論排撃のテーゼに関するとは限らない...
戸坂潤 「思想としての文学」
...自然史的根本テーゼの内に尽きているのである...
戸坂潤 「思想としての文学」
...文学的ファンタジーを以てテーゼを創り出すことは...
戸坂潤 「思想としての文学」
...唯物論の第一テーゼから...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...ロマンの本質がブルジョア社会の文学ジャンルであるというテーゼが...
戸坂潤 「読書法」
...互いに相容れない二つのテーゼを平気で並べておいて顧ないということを...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...テーゼ・命題でなくてはならぬのは尤もだろう...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...何かマルクス主義のテーゼの一つでもあるように和讃されたことだ...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...処がアンティ・テーゼから始めるということは...
戸坂潤 「認識論とは何か」
...さて空間が客観的であると謂っていることはやがて――それはこのテーゼの云わば自己発展の時間であろう――逆に空間は客観的ではないというアンティテーゼに転成(werden)しないではいられない...
戸坂潤 「範疇としての空間に就いて」
...として一つのテーゼを提出する...
中井正一 「リズムの構造」
...こゝに於いてルナチヤルスキーのテーゼは...
平林初之輔 「政治的価値と芸術的価値」
...「文芸戦線」の第二回テーゼは...
平林初之輔 「文学の本質について(二)」
...そこで「文芸戦線」第四巻第二号のテーゼ中「社会主義文学の芸術価値」の(一)の前半「吾々は芸術家である前に社会主義者でなければならぬ」といふ提言は意味をもつ...
平林初之輔 「文学の本質について(二)」
...このテーゼの筆者は「この二つの命題は決して矛盾しない...
平林初之輔 「文学の本質について(二)」
...マルクスの『フォイエルバッハに關するテーゼ』について「新しい世界觀の天才的なる萠芽を藏してゐる最初の文書としてこの上なく貴重なものである」...
三木清 「唯物史観と現代の意識」
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