...準決勝の時期がそろそろ終ろうとするこの急テンポを...
石原莞爾 「最終戦争論」
...改めて先生は初めから緩やかなテンポで...
橘外男 「棚田裁判長の怪死」
...テンポで言えばまずアンダンテのような心持ちである...
寺田寅彦 「連句雑俎」
...発達し又発達のテンポを速めつつある状勢にあっては...
戸坂潤 「科学論」
...スピード乃至急テンポの愛好という一定の好みを生んでいるのを見る...
戸坂潤 「技術の哲学」
...この進歩のテンポの旺盛な点から測定出来る...
戸坂潤 「社会時評」
...従ってテンポがない...
直木三十五 「大衆文芸作法」
...その代りあまり重要でないと思われる点はさっさと飛ばしてテンポを速め...
直木三十五 「大衆文芸作法」
...テンポでもなく、スペースでもない...
中井正一 「美学入門」
...三十年を一時代とする習慣は此の節では世界の動きのテンポが速いので二十年を一時代とすることに改めてもよかろう...
野上豊一郎 「ヴェルダン」
...それだけテンポも緩くなつてよい...
野上豊一郎 「演出」
...親分の前だが――」「馬鹿野郎」ガラッ八の話のテンポの遅さ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...テンポの早くない箏を...
長谷川時雨 「朱絃舎浜子」
...東京が江戸を殺して中性的な東京語をつくったのよりもっと手早いテンポでもって...
服部之総 「望郷」
...剣撃的なテンポや...
平林初之輔 「ヴアン・ダインの作風」
...現代人の生活のテンポは世界大戦前の人の生活と較べると非常に速くなった...
平林初之輔 「探偵小説の世界的流行」
...文章もそれらのテンポも...
三好十郎 「恐怖の季節」
...未来派は心象のテンポに同時性を与える苦心に於て立体的な感覚を触発させ...
横光利一 「新感覚論」
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