...私の翻訳中のテキスト――即ち英訳の“Man of Genius”を本郷の郁文堂に預けて落語を聴きに行ったことがあった...
辻潤 「ふもれすく」
...これに原文のテキストと並行した小泉一雄(こいずみかずお)氏の邦文解説を加えさらに装幀(そうてい)の意匠を凝らしてきわめて異彩ある限定版として刊行したものだそうである...
寺田寅彦 「小泉八雲秘稿画本「妖魔詩話」」
...「英語でも日本語でも口調は同じぢや」と云つてテキストと其の訳とを同じアクセントで読んで聞かせたりしたが...
寺田寅彦 「蓑田先生」
...ラジオのテキストというようなものがあってこの不利を部分的に償っているのであるが...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...併しテキストに関する論争としては...
戸坂潤 「読書法」
...それが単なるテキスト・クリティックの問題に止まらない証拠である...
戸坂潤 「読書法」
...そこでテキスト・クリティックの観点以上の観点に立つと...
戸坂潤 「読書法」
...問題が古文書のテキストであるから...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...テキストによっては所々相違するところがあり...
アネッテ・フォン・ドロステ=ヒュルスホフ Annette von Droste=Hulshoff 番匠谷英一訳 「ユダヤ人のブナの木」
...今はそのテキストが分らない...
ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー Jean Nicolas Arthur Rimbaud 中原中也訳 「ランボオ詩集」
...テキストからの様々な抜粋...
マクス・ノイバーガー Max Neuburger 水上茂樹訳 「医学の歴史」
...讀んでゐるそのテキストからどうしても離れられなかつた...
堀辰雄 「續プルウスト雜記」
...あのテキストの中に同じ言葉があつて...
牧野信一 「鸚鵡のゐる部屋」
...大学での氏の講義もテキストの解釈を中心としたもので...
三木清 「ハイデッゲル教授の想い出」
...フランス語初等科講座テキストやっと有ったよ」「あらあらあら...
三好十郎 「詩劇 水仙と木魚」
...しかもそれは初期の態度の鮮明なテキストとはなはだしい矛盾を示さないように...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...テキストのまだ確定しておらぬは勿論(もちろん)...
柳田国男 「木綿以前の事」
...また右にあげた二つの標準テキストが河北本と江南本との別であるらしいことにも言及している...
和辻哲郎 「孔子」
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