...二冊とそのホンヤク中のテキストを座右において暮らしていた時なので...
辻潤 「ふもれすく」
...そのテキストとはだいぶかけ離れたルビーを並立させたものがある...
寺田寅彦 「俳句の型式とその進化」
...吾々に与えられている各種のテキストは恐らく多くの文献学者によってテキスト・クリティク(本文批評)されたものだ...
戸坂潤 「クリティシズムと認識論との関係」
...なお又オリジナルなテキストは W. Heisenberg, Die physikalischen Prinzipien der Quantentheorie, 1930.物質は今や一つの波動であり又遂には単に確率である...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...これは報知的部面(Anzeigenteil)とテキスト的・編集的・部面(Texts-Redaktionsteil)との区別とも云われている...
戸坂潤 「辞典」
...それが単なるテキスト・クリティックの問題に止まらない証拠である...
戸坂潤 「読書法」
...単にそのテキストが国訳されただけでは吾々の理解にとって不充分なので...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...前者には末尾にテキストクリティークと註釋が附いていて...
アネッテ・フォン・ドロステ=ヒュルスホフ Annette von Droste=Hulshoff 番匠谷英一訳 「ユダヤ人のブナの木」
...テキストによっては所々相違するところがあり...
アネッテ・フォン・ドロステ=ヒュルスホフ Annette von Droste=Hulshoff 番匠谷英一訳 「ユダヤ人のブナの木」
...讀んでゐるそのテキストからどうしても離れられなかつた...
堀辰雄 「續プルウスト雜記」
...こんどの仕事のテキストとした「蜻蛉日記」なるものは...
堀辰雄 「七つの手紙」
...そのまゝテキストにすれば大丈夫だらうよ...
牧野信一 「南風譜」
...尚文堂のはラジオの支那語講座テキストの裏にまで広告出しているそうですが...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...しかもそれは初期の態度の鮮明なテキストとはなはだしい矛盾を示さないように...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...その代りこのパラグラフは全体にわたってボルドー本のテキストと大分異なったものになっている...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...一五八二年のテキストであることに特に注意されたい...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...外村吉之介君はそれを当時キリスト教青年会での集会のテキストにしたそうだし...
柳宗悦 「四十年の回想」
...また右にあげた二つの標準テキストが河北本と江南本との別であるらしいことにも言及している...
和辻哲郎 「孔子」
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