...保吉は時々乞食と云うものにロマンティックな興味を感じていた...
芥川龍之介 「保吉の手帳から」
...それが重荷になってね――ロマンティックなやり方じゃないと思うけど――で...
O. H. ダンバー O. H. Dunbar The Creative CAT 訳 「長い部屋」
...すべてのエキゾティックなものに憧憬(どうけい)をもっていた子供心に...
寺田寅彦 「コーヒー哲学序説」
...充分な戦争のジャーナリスティックな評論と云うことは出来ない...
戸坂潤 「戦争ジャーナリスト論」
...リアリスティックに評価されるべきだ...
戸坂潤 「読書法」
...サン・バジル長老やサント・スコラスティック長老やジャコブ長老などのことを特に覚えていたのは...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...「悲愴(パセティック)ソナタ作品一三」にはポリドールのケンプの情熱は挙げられて良い(六五〇二四)...
野村胡堂 「楽聖物語」
...夢だったとしか思われないパテティックな茶話会の翌日から七日の間...
久生十蘭 「だいこん」
...ティックナ社といったような有名な出版書肆(しょし)から...
ナサニエル・ホーソン Nathaniel Hawthorne 三宅幾三郎訳 「ワンダ・ブック――少年・少女のために――」
...エロティックな落ちになっている...
正岡容 「艶色落語講談鑑賞」
...ロマンティックなような形容詞で...
宮本百合子 「新しい抵抗について」
...エゴイスティックな理想のない日々の平安への希望だけであった...
宮本百合子 「あとがき(『宮本百合子選集』第六巻)」
...そういう場面となると何か特別ロマンティックな雰囲気...
宮本百合子 「映画の恋愛」
...そういう外国のロマンティックな騎士物語の中では...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...何とリアリスティックだろうと...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...彼もあるスコラスティックな順序を追ったこともあったのだが...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...アドリアティックの海は菫色であった...
横光利一 「欧洲紀行」
...茲に初めてエグゾティックな光景と人事との鮮かな世界を...
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」
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