...主我的(イゴイスティック)になると云う事は...
芥川龍之介 「路上」
...彼のエゴイスティックな傾向は...
伊藤野枝 「成長が生んだ私の恋愛破綻」
...バルコンの下から忍びよるド・サヴィニャク伯爵の梯子(はしご)が石欄に触れる「ティック」の音を置き換えてある...
寺田寅彦 「音楽的映画としての「ラヴ・ミ・トゥナイト」」
...云わばマテリアリスティックな道徳が...
戸坂潤 「思想としての文学」
...イデオローゲンは之に反して大体からいってジャーナリスティックだといって好いだろう...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...稀に見る程マテリアリスティックに出来ているという第二段の良質である...
戸坂潤 「読書法」
...アリストテレスがディアレクティックをこの種のドクサに於てだけ認めたのは...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...少くとも例の「飛び出す映画」の如き「立体映画」よりも却って立体性に於てリアリスティックなのだ...
戸坂潤 「『唯研ニュース』」
...一八三〇年その第一回公演はロマンティック運動のエポックメーキングのものとせらる)...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...それをこの上もなくロマンティックな遊戯(ゆうぎ)と思い込んでいたのでしょう...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...ドラマティックソプラノのローザ・ライザがいる...
三浦環 「お蝶夫人」
...実着にリアリスティックに一定していて...
宮本百合子 「「愛怨峡」における映画的表現の問題」
...技法上の強いリアリスティックな構成力...
宮本百合子 「「愛怨峡」における映画的表現の問題」
...そういう若いひとの漠然とロマンティックに描かれている友情という雲を...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...しかし平凡さが次第にリアリスティックな把握力をつよめて来ているということの興味ある現象だと思います...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...内面につよい人間生活に対するモラリスティックな衝動をもっていて...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...宮本のそれほどデスポティックな圧力は持たないけれどモット美しいところの作品や論文を読むことを私が尊び...
三好十郎 「恐怖の季節」
...事をロマンティックに考えたがるものだからだ...
山本周五郎 「青べか物語」
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