...ツンツンとあちこちの二階で綿を打つ音を...
泉鏡花 「婦系図」
...ツンツンと鋭く聞えてくるのも...
高見順 「いやな感じ」
...右の手の指で軽くかはるがはるツンツンとテーブルの上を打つた...
田中貢太郎 「蛾」
......
野口雨情 「未刊童謡」
...豈図(あにはか)らんやツンツンと焼酎の臭いが鼻を刺した...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...小徳利のように下ぶくれの鼻からは鼻毛がツンツンと突出て土堤(どて)のように盛上った上唇を衝き...
牧野信一 「鬼涙村」
...小徳利のやうに下ぶくれの鼻からは鼻毛がツンツンと突出て土堤のやうに盛上つた上唇を衝き...
牧野信一 「鬼涙村」
...空がツンツンと光ってゐる...
宮沢賢治 「あけがた」
...ツンツンとして坐りながら――「久米之丞様」「はっ」「何をここでお祖父(じい)様と話していたんですか...
吉川英治 「江戸三国志」
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