...「厭味」と云ひ「下品」と云ふ言葉も亦僕にとつては極めてシヨツキングな言葉である...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...ハツキリとそれを拒んだ...
伊藤永之介 「押しかけ女房」
...氏の創作の長篇の中の主人公のどれにも皆ハツキリ出てゐます...
伊藤野枝 「妾の会つた男の人人」
...またオホツツキタリネの王の女のカグヤ姫の命と結婚してお生みになつた御子はヲナベの王お一方です...
稗田の阿禮、太の安萬侶 武田祐吉訳 「古事記」
...アンナニ寝ツキノヨカッタ予モ...
谷崎潤一郎 「瘋癲老人日記」
...ラツキヨウを下物にコツプ酒...
種田山頭火 「旅日記」
...合歡(ねむ)の葉が細かい影をハツキリ道に落してゐる...
中島敦 「環礁」
...その生存態のハツキリしてゐること!――では...
中原中也 「詩と其の伝統」
...誰にもスベらせちやあ嫌ですよ……」つてことばがヒツキリなしに頭を往来した...
中原中也 「分らないもの」
...「ツァラトウストラはかく語れり」はクーセヴィツキーの指揮したのがある(ビクターJD五七一―五)...
野村胡堂 「楽聖物語」
...フツキレてゐるよ……」「フツキレるツて...
牧野信一 「「悪」の同意語」
...何処に居るんだい? ジヤツキイ...
牧野信一 「サクラの花びら」
...今年の競馬でラツキーには相当儲けさせるつもりなんだが――」太一郎は...
牧野信一 「南風譜」
...「その肉桂(ニツキ)は辛いか...
牧野信一 「肉桂樹」
...俺が好いステツキを持つてゐるから...
牧野信一 「露路の友」
...古代にあつて既にツキヂデスのうちにその萠芽が見られ...
三木清 「歴史哲學」
...先方のゴロツキの頭かぶの奴をなぐりたおしたか斬つたかもしたらしい...
三好十郎 「肌の匂い」
...ツァウォツキイの話はこれでしまいだ...
モルナール・フェレンツ Molnar Ferenc 森鴎外訳 「破落戸の昇天」
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