...八十五圓、チンプレス...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...紅隈の団十郎が大眼玉を剥(む)いたのでなければ承知出来ぬ連中までが「チンプンカンで面白くねェ...
内田魯庵 「明治の文学の開拓者」
...全くチンプンカンプンであることである...
太宰治 「如是我聞」
...灰神楽がチンプンカンプンをはじめるという非常時に...
中里介山 「大菩薩峠」
...また鉄瓶の野郎にまでチンプンカンプンを起させたりする必要がどこにあるのだ...
中里介山 「大菩薩峠」
...なんの事だかチンプンカンプンだったのだ...
長谷川時雨 「朝散太夫の末裔」
...流れるままには少しチンプだから……」順子さんがこんな事を云った...
林芙美子 「新版 放浪記」
...流れるまゝには少しチンプだったから……...
林芙美子 「放浪記(初出)」
...空々寂々(くうくうじゃくじゃく)チンプンカンの講釈を聞(きい)て...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...チンプンカンプンだ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「王冠の重み」
...チンプンカンプンか」「確かに偶然の一致にしてはすごいですね」スリム氏が例のヤンキー調に戻った...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「玉手箱」
...一歩外へ出ればチンプンカンプン...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...チンプンカンプンの議論ですね...
三好十郎 「肌の匂い」
...私にはチンプンカンプンわからない謡曲の秘伝らしい事を繰返し繰返し質問されたが...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
...普通人にはチンプン...
夢野久作 「キチガイ地獄」
...わからないと母親(おっかさん)が云うもんですから……処々(ところどころ)拾い読みしてもらってもチンプンカンプンですから……ただ金兵衛さんの名前が所々(ところどころ)に書いてあって...
夢野久作 「近眼芸妓と迷宮事件」
...チンプンカンプン様の顎タンを結ばれました事は――越中褌(えっちゅうべこ)のアテが外れた時と全く全く同じように...
夢野久作 「近世快人伝」
...文句の意味がチンプンカンプンでエタイがわからない...
夢野久作 「能とは何か」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??