...双方が探り合いのダンマリのようなもんだったから...
内田魯庵 「二葉亭追録」
...暗中で彼等はしきりに地上を撫で廻してダンマリの形をつづけたが...
中里介山 「大菩薩峠」
...ここにおいてかこのダンマリ転換を遂行するのも余にとっては万やむをえざるに出たもので...
夏目漱石 「自転車日記」
...ダンマリで又労役に精を疲らす...
羽志主水 「監獄部屋」
...筥崎(はこざき)の踏切を出ると直ぐにダンマリで後部(リーヤ)のスペヤタイヤの横にまわって...
夢野久作 「少女地獄」
...戸若にもダンマリで千番トラックを引いて...
夢野久作 「衝突心理」
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