...ムサオオニサ」マワイ」ムサワトソネノタシ」マダノイナイ」ムダマオオソ」マラア」「これは例の文句を逆さに書いたのだよ...
海野十三 「獏鸚」
...コダマの最もよく聴こえる個所なので...
江見水蔭 「丹那山の怪」
...アメノコヤネの命とフトダマの命とを呼んで天のカグ山の男鹿(おじか)の肩骨をそつくり拔いて來て...
稗田の阿禮、太の安萬侶 武田祐吉訳 「古事記」
...類人猿の脳量はマサラ・ブッシュマン族や山獄ダマラ族らと僅少の差にあり...
橘外男 「令嬢エミーラの日記」
...423 ケルシダマスは前後に無し...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...プーリダマスは身をかはし遁れぬ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...此はダマスコよりカルメル山下のハイフア港へ通ふもの...
徳冨蘆花 「馬上三日の記」
...あのやうにゆつたりと今宵(こよひ)一夜(ひとよ)を鳴いて明(あか)さうといふのであればさぞや緊密な心を抱いて猫は生存してゐるのであらう……あのやうに悲しげに憧(あこが)れに充(み)ちて今宵ああして鳴いてゐるのであればなんだか私の生きてゐるといふこともまんざら無意味ではなささうに思へる……猫は空地の雑草の蔭で、多分は石ころを足に感じその冷たさを足に感じ、霧の降る夜を鳴いてゐた――3君のそのパイプの、汚れ方だの(こ)げ方だの、僕はいやほどよく知つてるが、気味の悪い程鮮明に、僕はそいつを知つてるのだが……今宵ランプはポトホト燻(かが)り、君と僕との影は床(ゆか)に或ひは壁にぼんやりと落ち、遠い電車の音は聞こえる君のそのパイプの、汚れ方だのげ方だの、僕は実によく知つてるが、それが永劫(えいごふ)の時間の中では、どういふことになるのかねえ?……今宵私の命はかゞり君と僕との命はかゞり、僕等の命も煙草のやうにどんどん燃えてゆくとしきや思へないまことに印象の鮮明といふこと我等の記憶、謂(い)はば我々の命の足跡があんまりまざまざとしてゐるといふことはいつたいどういふことなのであらうか今宵ランプはポトホト燻(かゞ)り君と僕との影は床に或ひは壁にぼんやりと落ち、遠い電車の音は聞えるどうにも方途がつかない時は諦(あきら)めることが男々(をを)しいことになるところで方途が絶対につかないと思はれることは、まづ皆無そこで命はポトホトかゞり君と僕との命はかゞり僕等の命も煙草のやうにどんどん燃えるとしきや思へないコホロギガ、ナイテ、ヰマスシウシン ラツパガ、ナツテ、ヰマスデンシヤハ、マダマダ、ウゴイテ、ヰマスクサキモ、ネムル、ウシミツドキデスイイエ、マダデス、ウシミツドキハコレカラ、ニジカン、タツテカラデスソレデハ、ボーヤハ、マダオキテヰテイイデスカイイエ、ボーヤハ、ハヤクネルノデスネテカラ、ソレカラ、オキテモイイデスカアサガキタナラ、オキテイイノデスアサハ、ドーシテ、コサセルノデスカアサハ、アサノホーデ、ヤツテキマスドコカラ、ドーシテ、ヤツテクル、ノデスカオカホヲ、アラツテ、デテクル、ノデスソレハ、アシタノ、コトデスカソレガ、アシタノ、アサノ、コトデスイマハ、コホロギ、ナイテ、ヰマスネソレカラ、ラツパモ、ナツテ、ヰマスネデンシヤハ、マダマダ、ウゴイテ、ヰマスウシミツドキデハ、マダナイデスネヲハリ(一九三五・一〇・五)...
中原中也 「曇つた秋」
...新政府はマダマダ跡の片付(かたづけ)が容易な事でなくして...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...「ダマレ百姓」「何をオケラ」てな罵言の投合ひがある...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...それから後にまた或夜非常に煩悶してしかたのなかった時にふと思いついて枕元にあったオダマキの花の一枝が一輪ざしに挿(さ)してあったのを...
正岡子規 「病牀苦語」
...閹鶏のついでに今一つキンダマに関する珍談を申そう...
南方熊楠 「十二支考」
...ともかくも私はまだ食われないジュズダマの別に有ることを知らず...
柳田国男 「海上の道」
...緒(お)に貫いたシダマの珠にたとえて...
柳田国男 「海上の道」
...「昔シダマのゆんな」とある一句が...
柳田国男 「海上の道」
...ツシダマ阿波の祖谷山(いややま)で...
柳田國男 「食料名彙」
...しかもその「スダマ」...
夢野久作 「木魂」
...アンダマン諸島を経て南西に向い...
和辻哲郎 「鎖国」
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