...親友ジョン・ラファージ画伯に奉献のこの『茶の本』(明治三十九年五月にニューヨークのフォックス・ダフィールド社出版の一巻一六〇ページ)であったのだと思われる...
岡倉由三郎 「茶の本」
...ワンダフルなのであつて...
太宰治 「富嶽百景」
...「イエス!驚くほど(ワンダフル)!」とかいう紋切り型のものであった...
橘外男 「ナリン殿下への回想」
...シャトオ・ダフ往きの小蒸汽船...
谷譲次 「踊る地平線」
...近ごろ「ダフニスとクロエ」の恋物語を読んでそういう気がするのであった...
寺田寅彦 「読書の今昔」
...前庭にはダフォディルや...
野上豊一郎 「シェイクスピアの郷里」
...その間に桜草やダフォディルが咲いているだけで...
野上豊一郎 「シェイクスピアの郷里」
...「ダフニスとクロエ」の良いレコードがあったらよかろうと思う...
野村胡堂 「楽聖物語」
...いくらか大阪の地理がわかるようになったので、千日前の十円喫茶を振りだしに、一杯屋の女中、モギリ、スーベニヤの売子、ダフ屋と、じぶんでも思いだせないほどめまぐるしく名と職を変え、南の盛り場を転々と流れ歩いた...
久生十蘭 「虹の橋」
...「アポロ」「ダフネ」「デダルス」「イカルス」...
エドガア・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「しめしあわせ」
...レディ・ダフ・ゴルドンは始終船橋(ブリッジ)の傍を離れずに吹き曝しの甲板に立っていた...
牧逸馬 「運命のSOS」
...そしてこの植物は前述の通り陸草であって水草ではなく、その産地は中国の北部から満州へかけ、また広くアルタイ、バイカル、ダフリア、オホーツクなどのシベリア地方に野生し普通に見られる宿根性の花草であって、これが前記の通り燕子花そのものである...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...この子はやがては私のための小さい篝火(かがりび)ともなりましょう、この子が愛を以て殺す無数の人たちの為には死の星ともなり、あなたとあなたの家あなたの民あなたの国のための災禍ともなりましょう、この子を、不思議、ダフウトと名づけて下さい、海魔のうつくしい歌の声のダフウト、目しいた愛のダフウト、笑いのダフウト、死のダフウトと」こうしてアルヴォルのグラッドロンとデンマルク人マルグヴェンとの中の海うまれの子がダフウトと名づけられた...
フィオナ・マクラウド Fiona Macleod 松村みね子訳 「髪あかきダフウト」
...魔術者ダフウトの噂も...
フィオナ・マクラウド Fiona Macleod 松村みね子訳 「髪あかきダフウト」
...グラッドロンはダフウトを見...
フィオナ・マクラウド Fiona Macleod 松村みね子訳 「髪あかきダフウト」
...グラッドロンがダフウトを抱いて黒馬に乗ってケンペルの市に帰った時...
フィオナ・マクラウド Fiona Macleod 松村みね子訳 「髪あかきダフウト」
...特にロンドン・タイムスは「ワンダフル・シンガー」だと褒めて下さったので...
三浦環 「お蝶夫人」
...ダフラ・ガフラはだぶだぶとしていることである...
柳田国男 「木綿以前の事」
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