...金剛石(ダイアモンド)のブロオチ――何一つ動いてゐるものはない...
芥川龍之介 「わが散文詩」
...ダイアモンド関係の仕事をしたことのあるサイラスは...
リチャード・オースティン・フリーマン Richard Austin Freeman 妹尾韶夫訳 「オスカー・ブロズキー事件」
...大粒のダイアモンドといえども握飯一つに如(し)かない場合があることを知らない...
種田山頭火 「物を大切にする心」
...ダイアモンドを見たあとでガラスの破片を見るような気がした...
寺田寅彦 「映画時代」
...たとえば極上等のダイアモンドや水晶はほとんど透明である...
寺田寅彦 「自由画稿」
...ダイアモンドを掘り出せば加工はあとから出来るが...
寺田寅彦 「量的と質的と統計的と」
...ダイアモンドの地層の上にきららめく真夏の夜々の涙かや...
ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー Jean Nicolas Arthur Rimbaud 中原中也訳 「ランボオ詩集」
...ダイアモンドよりも貴(とうと)かった...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...ダイアモンドの指環(ゆびわ)も金の腕環も忘れぬやうに...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...そして彼女は自分の母のダイアモンド属の美しさを所有しようとはせずに...
堀辰雄 「聖家族」
...そのダイアモンドの心臟はごく僅かな接觸には反應しなかつた...
堀辰雄 「レエモン ラジィゲ」
...髪のダイアモンドがキラキラ揺れ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「死の土壌」
...此等(これら)は一人(ひとり)殘(のこ)らず數多(あまた)の菱形金剛石(ダイアモンド)を鏤刻(ちりば)めて...
レウィス、キァロル Lewis Carroll 丸山英觀訳 「愛ちやんの夢物語」
...ダイアモンドにつられて彼の愛をすてた恋人お宮を...
宮本百合子 「新しいアカデミアを」
...小指にダイアモンドをキラつかして...
宮本百合子 「五ヵ年計画とソヴェトの芸術」
......
宮本百合子 「獄中への手紙」
...若い婚約者たちが婚約指環(ダイアモンド)を何かのはずみになくして...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...ダイアモンドのかい?」「あたしのお母さまのだった方よ」オリーヴは言った...
W・W・ジェイコブズ 森郁夫訳 「井戸」
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